それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

仕事帰りの出来事

顔の青くなったマイコアカネかアオイトトンボでも撮れないかな!?と仕事帰りにお城へ向かってる途中、道路で何やら拾おうとしている女性の姿が目に入りました。

普段なら気にも留めずスルーするところなのに、なぜかこの時は気になって、自転車を漕ぐ足を止めました。たまたま通りかかった小学生の男の子も、それが何か気になった様で、二人して女性が拾おうとしているものを確認すると、それはスズメでした。

車にぶつかったとの事。あぁ、やっぱりか。
嘴の端に黄色味が残ってるので、まだ幼い個体でしょうか。
気を失ってるだけだったりしないかと、そっと拾い上げて掌に乗せ、優しくそっと触られてましたが、残念ながら既に落鳥してる様でした。

「生きてへんかなぁ」
「やっぱり死んでるわ」
「即死やったんやろなぁ。可哀想やなぁ…」
三人でそんな事を言いつつ、スズメの亡骸をどうしたらいいものか!?という雰囲気になったので、ちょうどお城にいくつもりだった自分が引き受け、お城で埋めてやる事にしました。

埋める前に撮りました。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/soremoz/20130820/20130820225832.jpg
※見たくない人もいるでしょうから、クリックで表示される様にしています。

スズメは人と一緒に生きる鳥なので、他の鳥に比べて、こういう目に遭う可能性は断然高いんでしょうね。日本中で、日々、こういった事は起きてるんでしょう。可哀想ですが、仕方ありません。

スズメを埋めた後、少しだけトンボを探しましたが、何も見つけられませんでした。