それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

岩山の青いトンボ

この前のコバネアオイトトンボで、今シーズンのトンボはもう最後と言っときながら、やはり、オオルリボシヤンマが気になったので、今日はいつぞやの岩山に行ってみました。

ここのお山はそんなに標高が高くない割には涼しいお山で、お盆の酷暑の時期でも結構涼しかったので、今日は上着を持っていきましたが、やはり正解でした。Tシャツだけじゃ寒かったです。

山登りの途中でパチリ。
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正面は鳴尾浜の辺りかな!?電線が無ければねぇ…。

道をおぼえてる分、前回よりは楽でしたが、今日もひぃふぅ言いながら池に到着です(;^ω^)
ここは池が二つあるんですが、案内に従って歩くと出てくるのがこちらの池。
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この前の雨の影響か、前回に比べて水量がかなり多かったです。この池は川が流れ込んだりしてないので、雨が降れば水位が上がって、降らなければ水位が下がるみたいです。さて、肝心のオオルリボシヤンマというと、この時はまだ時間が早かったからか見当たりませんでした。それでも待ってればじきに飛び始めるのかもしれないけど、前回、オオルリボシヤンマを見たもう一つの池へ向かう事に。

もう一つの池はこんな感じです…って写真撮ってなかった(;^ω^)
こちらの池の方が断然トンボのいる雰囲気がして、実際、観察されてるトンボも多いみたいです。池の奥の方を見ると、青く見える大きなトンボが飛び回ってました。オオルリボシヤンマでした。
自分の方にもやってきてくれたので、飛翔写真の撮影にチャレンジしますが、足場があまりよくない事もあって(言い訳)、さっぱり撮れません。

近くでネキトンボがホバってたので、とりあえずはそれを撮ってみる事に。
ネキトンボのホバリング
ネキトンボのホバは撮りやすい部類だと思うのですが、撮れたのはこんなの…(;´∀`)

そんな事してるうちに、オオルリボシヤンマがこっちに飛んで来てくれました。
しかも、自分のすぐそばで産卵を!
オオルリボシヤンマの産卵
この時はまだ興奮しながらの撮影でしたが、ちょうど最盛期だったのか、そこかしこで産卵しまくってるので、じきに喜びも薄れてきました…(;^ω^)

オオルリボシヤンマの産卵
この子、右後翅は傷みまくってるわ、左の複眼が凹んでるわで、ボロボロでしたが、世代を繋ぐべく一心不乱に産卵してました。

ちょくちょくホバるので頑張って撮ってみるもブレブレ…。
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一番マシに撮れてるのに限って、後ろ向きとか…(;´∀`)
オオルリボシヤンマのホバリング

ネキトンボが近くに来てくれたのでパチリ。
ネキトンボ♀
あんまり近くで撮らせてくれないのですが、この時は自分から近くに来てくれました。
ネキトンボも結構どぎつい赤なので、今日の様に陽射しが強い時は撮影が難しいです。

イトトンボも探しましたが、はっきり確認出来たのはクロイトトンボのみ。
クロイトトンボよりは大きいイトトンボ2頭が水面を飛んでるのを見たんですが、何かは確認出来ませんでした。オオアオイトトンボもいてそうな雰囲気でしたが、いませんでした。って、見つけられなかっただけでしょうけど。

オオルリボシヤンマを堪能して、お山を下りてる途中、自分の目の前を大型のトンボが通り過ぎました。腰の部分が細くて、黄色と黒の縞々だったので、おそらくミルンヤンマだったと思われます。とまってくれ!と願いましたが、残念ながら、どこかへ飛んで行ってしまいました。

そうそう、鳥さんも少しは見ました。
この子は多分、サメビタキ。
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根拠は、縦斑はないけどお腹の灰色がかなり濃いのと、顔がコサメビタキっぽくないので(;^ω^)
あと、アオゲラもいたと思います。それらしき声もしたし、太鼓の音みたいなドラミングが聞こえたので。


少し早く家に着いたので、ちょびっとだけ河川敷へ。
今日もノビタキを探しましたが、残念ながら見つけられませんでした。やはり、濁流にのみこまれた影響で、虫が少ないからでしょうか。でも、諦めずに探したいと思います。
今日はアリスイは見ませんでした。この子は多分抜けてないと思うのですが、状況的にはこれまでより間違いなく悪くなってるので、抜けてない事を祈るばかりです。

明日は子どもの運動会。
久しぶりにお父さんします。あ、でも、朝はちょびっと鳥見するかな!?(;^ω^)