それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

当たらない

今日は先週の本命のチョウに再挑戦のつもりだったけど、天気予報では午後から天気が崩れるとの事なので、もう一度ゼフィルスのお山で開翅を狙ってみる事に。

山登りの途中でウラゴマダラシジミらしきチョウを見るも、カメラを準備してなくて撮影出来ず…(;´Д`)
畑のそばのため池にキイトトンボが居たのでパチリ。
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腹の端が黒くないので、未熟な♂なのかな!?このため池には抽水植物も浮いてたので、ベニイトトンボも見られるかも。

今日もひぃふぅ言いながらお山を登ってポイントに到着。到着したのは8時半過ぎ。
いきなり開翅してる子がいたりするんじゃ…!?なんて思ってましたが、開翅どころか、ほとんどチョウが飛んでません。それでもしばらく待ってると、チラホラ姿を見せてくれました。

ミズイロオナガシジミ。
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他にウラジロミドリシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミが見られました。先週はそれなりに居たヒロオビミドリシジミは今日は見られず。単に見つけられなかっただけでしょうが、数は減ってきてるんでしょうね。どの子もさっぱり近くに来てくれず、貼れそうな写真は撮れませんでした…。
夕方まで粘れば開翅してくれるのかもしれないけど、雨が降ってくるかもしれないし、そこまではを待ってられないと場所を移動する事に。

山を下りてると、すぐそばから鳥の声が。
キビタキ♀でした。
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この子、なぜか自分についてきます。最初は幼鳥で人に興味があるのかな!?と思ってたんだけど、尾羽をピコンピコンさせて警戒のポーズもとってるし、何か様子が変。
その理由はこの子でした。キビタキ雛。
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この子がいたから自分を威嚇してたんでしょうね。巣立ったばかりなのか、まだ上手に飛べてませんでした。
近くにはキビタキ♂も。多分、この子がお父さん。
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無事に育って、来年、このお山に帰ってきてほしいもんです。

移動した先は少し前にアオサナエを撮った川。
狙いはこのトンボ、グンバイトンボ。
グンバイトンボ♂
♂の中肢、後肢についてる白い葉っぱみたいなのが行司の軍配になぞらえて、この名が付けられた様です。♀にはついてません。軍配が無ければモノサシトンボそっくり*1ですが、大きさはモノサシトンボより少し小さいので、区別はつけやすいです。
この個体は盛んにクリーニング*2してました。
グンバイトンボ♂のクリーニング
もう1枚。
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全部右向きですね…(;^ω^)
去年はあまり良いのが撮れなかったんだけど、今回はそこそこのが撮れたかな。ただ、マクロレンズ持ってくるのを忘れたので、超接近戦を挑めなかったのが痛かった。また来なきゃいけないかなぁ…(;^ω^)

この前は少なかったアオハダトンボも、今日はそれなりの数がいました。
アオハダトンボ♂
翅の金属光沢が綺麗です。晴れてればもっと綺麗に見えたんじゃないかなぁ。
交尾も見られました。
アオハダトンボ交尾
交尾の後、すぐに産卵を始めました。
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他にも写真は撮ったんですが、ちんたら書いてたらこんな時間に…(;^ω^)
明日は雨でフィールドに出られないだろうから、続きは明日お届けします。

それにしても天気予報が当たりませんねぇ…。今日は雨が降るだろうからと予定を変更したのに、午後になっても雨どころか、時折晴れ間ものぞいてたくらい。こんな事なら京都まで行けば良かったなぁ…。まぁ、グンバイトンボを見られたので良かったんだけど。

こうなりゃ当たらないついでに、明日も雨降らなきゃいいのに。って、こんな時間まで起きてたら早起き出来ないので、明日はもう雨降ってもいいかな…(;^ω^)

*1:たまに軍配をたたんでる時もあって、そういう時は更にモノサシトンボに似て見えます。

*2:腹部を持ち上げて翅にこすりつけて、腹部の汚れを落とす行為。