それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

日本最小と日本最大

今日はどこに行こうか迷いましたが、久しぶりに京都の池に行ってみました。

まだ早いだろうけど、マイコアカネでも見られないかなと思ってましたが、やはり早かった様で、アカネ属のトンボ自体ほとんど見る事はありませんでした。

この池に来たんなら撮っときたいのはこのトンボ、コバネアオイトトンボ
♂。
コバネアオイトトンボ♂
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うっすら複眼が青くなってる個体もいましたが、羽化してまだそんなに経ってない個体もそれなりに居たりして、成熟するにはもう少しかかりそうです。
♀。
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薄暗いところにいるのでssが上がらず難儀しました。♀は数が少なかったです。やはり、まだ出始めですね。

ここにもハッチョウトンボがいました。
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ノートリでお届け。どこにいるかわかりますか?
目の前で撮った次の日に10mくらい離れたところにいる1円玉大のトンボを必死で探すとか、もうアホですね(笑)

オニヤンマが沢の上を行ったり来たり。とまれ!と念を送ったら、今日はいいところにとまってくれました(;^ω^)
日本最大
横からも。
オニヤンマ♂
更に少しでかい♀の、産卵管をズボズボ突き刺しながら産卵する様を見てみたい。

イトトンボほどではないものの、ベニイトトンボもいっぱい居ます。
ベニイトトンボ♂
また地元でも探さなきゃ。

赤とんぼで撮れたのはマユタテアカネ♀のみ。
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ブヒブヒマークも見えてます。

ギンヤンマが産卵してました。
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これといったトンボも見つからないので、気分転換に最近話題の鳥さんを見に行ってみる事に。
アカガシラサギ。
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上の写真を2倍程度にトリミング。
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距離は50mくらいあったのかな。遠くてピント合わせるのが大変だったけど、何とか見られそうなのが撮れてたので良かった。
暑いからか、蓮の葉の下にいてばかりでした。
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この後、トンボで更にもう一箇所向かったものの、ナビに振り回され無駄に時間がかかってしまったおかげで、現地に着いた時にはほとんど探す時間もなく、雨が降り出してきてジエンド。今日はもう大丈夫だろうと思ってたのに、やっぱり雨が降ってきた。ホント、不安定なお天気ばかりでヤになる。


去年から何度も来てる今日(京)の池ですが、日本最小のトンボと最大のトンボを同じ日、同じ場所で見られるところなんて、そうそうないんじゃないでしょうか。
今でも年間で40種くらいは見られる様ですが、昔は60種ものトンボが見られたみたいで、60種って日本のトンボの約1/3*1、近畿で見られるトンボに限ると半分以上*2が見られるって事ですよね。
ホント、すごい池です。

*1:日本のトンボは全部で203種類いるらしいです。

*2:近畿のトンボは103種(2008年時点)の様です。