それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

実質坊主

今日はオオルリボシヤンマとミヤマアカネ狙いでまたまたセレブのお山へ。

週末の度にはっきりしないお天気が続いてましたが、今日は朝からいいお天気。
駐車場に向かう途中、コンクリートイチモンジセセリが。
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影の長さが早朝感を醸し出してていい感じ。朝一から駐車場でイチモンジセセリが見られて、今日は良い日になりそうだぞ、この時はこんな事考えてたんですけどねぇ…(;^ω^)

目的の池に到着。
遠くに青っぽく見える大型のトンボが飛んでるのが見えました。近付いて確認するとやはりオオルリボシヤンマ
早速飛翔写真の撮影にチャレンジするも、腕が悪い上に撮りにくい場所が重なって、ろくな写真が撮れません。かろうじて見られそうなのが1枚だけ…(;´Д`)
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飛んでたかと思うとしばらく見えなくなったりするので、どっかにはぶら下がってるんでしょうけど、当然見つけられる訳もなく。今回の池はオオルリボシヤンマの撮影にはあまり向かなさそうでした。やはり、また例の岩山登らないといけないかなぁ…(;^ω^)

マユタテアカネは結構いました。
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マユタテアカネ未熟♂
マユタテアカネ未熟♂
上から成熟♂、♀(翅端斑型)、未熟♂、未熟♂。
4枚目の腹部第2~3節の腹側、胸とお腹の付け根辺りの裏といった方がわかりやすいかな!?そこに茶色く写ってる突起物の様な部分がありますが、これは副性器と呼ばれる交尾のための器官で、♂にしかないものです。♀に見えても副性器が見えれば、その個体は♂と判断出来ます。

ベニイトトンボもいました。
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上が♂、下が♀。
絶滅危惧II類の割には今年は色んなところで見られてます。あとはまた地元で見られれば最高なんですが…。

肝心のミヤマアカネは見つけられず。っていうか、マユタテアカネ以外の赤とんぼはリスアカネを見たのみ。もう少し赤とんぼが見られると思ってたんですが、まだ少し早いんですかねぇ…。

この後は近くの森林公園に寄ってみるも、池にはトンボがさっぱり。雰囲気は悪くなかったんだけどなぁ…。この時は雨もパラパラきてて、それがいけなかったのかしら。

次に向かったのはミヤマアカネのメッカの川。
駅から1分でミヤマアカネが見られて、数も結構いるらしいので、ここなら間違いないだろうと河原を歩きますが、写真撮ったのはウスバキトンボとアジアイトトンボの♀だけ…。

ウスバキトンボ。
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アジアイトトンボ♀。
アジアイトトンボ♀
かなり小さかったので、アジアイトトンボの♀*1かも!?と思ってたら、ビンゴでした。


今日も昼からは雲が出てきて一雨きた時も。ホント、スカッと晴れませんねぇ…。
雨だけでなくお目当てのトンボにまでふられて、実質坊主、フラストレーションのたまるトンボ遊びが続きます…。

*1:腹部第1節上面の黒い筋が胸部まで繋がってるのと眼後紋の色合いからアジアイトトンボ♀と判断してます。