それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

シマアジとメジロガモ

シマアジっていう、魚と同じ名前のカモがいます。
図鑑には

旅鳥として春、秋に渡来するが、南千島や北海道東部では繁殖する。本州と琉球列島では少数が越冬。

とあって、実際、関西では渡りの時期にしか見られないカモです。大抵翌日、長居しても2~3日でいなくなる事ばかりなので、今まで見た事はなかったんですが、そんなカモが火曜日から滞在し続けてるっていうので、ダメ元で見に行ってきました。

現地着は7時半くらいだったでしょうか。傘をさしながらシマアジを探しますが見つかりません…。もしかして抜けた!?なんて思いが過り始めた頃、ようやく見つかりました。
という訳でシマアジ。♂は白くて立派な眉斑が特徴のカモです。
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距離も少しあった上に天気が悪くてssが上がらず、証拠写真程度しか撮れず。それでも、普通はここまで長居する事がないので、まずは見られただけ良かったとしときましょう。

雨もやまない上に気温も上がらず寒くて寒くて。我慢出来なくなって、寒さから逃れがてらお腹満たしがてらのご飯を食べる事に。お腹を満たしたところで、次に向かったのはメジロガモ。
未だいるのか少し不安でしたが、待っててくれました(;^ω^)
という訳で、メジロガモ♂。赤茶色の体色が綺麗でした。

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確認されてから結構経ってるからか、シマアジと違ってさっぱり人気が無く、カメラマンはゼロ。まぁ、メジロガモにしてみれば、その方が落ち着くんでしょうけどね。
メジロガモは交雑個体が多いみたいですが、この子は純血との事。ぶっちゃけ、あまり見てみたいとは思わなかったカモなんですが、実際に見てみるとなかなか可愛い子で、見といて良かったと思いました。

お天気が回復したので、もう一度シマアジポイントに戻ったものの、シマアジのいる場所は逆光になる場所で、写真はダメダメ。
時間はまだ少しあったので、シマアジは諦めて近くの公園に行ってみる事に。
しかし、この公園も雨上がりが良くなかった!?のか、鳥さんの気配はさっぱり…。
それでも粘ってるとキョッキョの声が。アオゲラでした。
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見上げて撮る事ばかりのアオゲラですが、目線で撮れたのはラッキーでした。
アオゲラで坊主を免れたところで撤収する事に。


さて、シマアジ
ろくな写真撮れなかったのでリベンジしたいところだけど、明日もいる保証は無いし、今日みたいな場所だとお天気が良くても写真にならないので、今回はコレで良しとしときましょう(;^ω^)
地元のツリスガラも気になるしね。


おまけ。シマアジポイントにいた、かなり頭の黒くなってきてるオオジュリン
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さすがに完全に夏羽の個体は、北の方に行かないと見られないでしょうねぇ(;^ω^)