それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

三年連続…

台風が通り過ぎた後もしばらく雨は降ってましたが、10時にはやんでたので河川敷の様子を見に行ってきました。
が、最初に目に飛び込んできたのはまたもやこの光景…。
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2013年ほどではないとはいえこれで三年連続…。まぁ、豊里大橋より上流、赤川鉄橋よりも下流は水没してなくて、菅原城北大橋を中心に200m前後くらいかな!?が浸かってるだけなんですけどね。この辺りが河川敷では最も海抜が低いからだと思うんだけど、なんとかならないんだろうか><

この状況じゃさすがに厳しいなぁ、どうしたもんかなぁ…と思案してたら、そういや藤田邸にネキトンボがいた事を思い出して、そっちへ行ってみる事に。
途中の桜宮の砂浜。
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雨上がりで濡れてるんでこんな感じですけど、普段は裸足でも全く問題無いくらいのさらさらの砂浜。ふと思ったのが、ここでオオサカサナエ羽化してたりしない!?って事。で、急遽羽化殻を探してみたんだけど、さすがに見つからなかった…。可能性無くはなさそうなんだけどなぁ。

藤田邸に着いて早速池をチェックしてみると、池の周りの石に真っ赤なトンボが数頭とまってるのが目に入りました。双眼鏡で確認するも、残念ながらショウジョウトンボ
だよなぁ…と思ってると、縄張り飛翔でやりあってる中に1頭だけ、少し小さく赤黒く見える個体がいるのを発見。はっきり確認出来なかったけど多分ネキトンボだったはず。が、レンズをそれまで付けてた広角からマクロレンズに切り替えてる間にどこかにいっちゃったのか、見られたのはその時だけ。以降はいくら探しても見つけられず…(;´Д`)

同じ頃にはギンヤンマ、オオヤマトンボも産卵に来てましたが、ネキトンボともども賑わったのはほんの一瞬だけで、以降はショウジョウトンボシオカラトンボくらいしか見られませんでした。

シオカラトンボの打水産卵。
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他の♂に邪魔されない様に♂が近くで警護飛翔してます。11-27.5mmの広角レンズで撮ったんですが、ssが1/500程度しか出てなかったのでとまってないのと、手ブレ補正のついてないレンズだけにブレブレですが、適当に撮った割にはそこそこ見られるかな!?(;^ω^)
4枚目、腹節先端周辺に卵らしきのが写ってたので等倍で切り出してみました。青い○の中の赤い○で囲んだ部分がそれなんだけど、卵であってるのかな。
産卵中に別の♂がやってきたかと思ったら、そのまま連結そして無理やり交尾させられてました。♂!警護飛翔してる意味ないやんっ!頑張れよっ!なんて思ったり(;^ω^)

他にはアブラゼミの幼虫と思しきのが、真っ昼間に出てきちゃってたり。
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撮影させてもらった後は木にくっつけてやりましたが、無事に羽化出来たのかな!?

ヤマトシジミの交尾。

陽が差してきてからは、急激に暑くなってきました。ネキトンボも見つからないし、早めに撤収する事に。


冒頭でも書いた様に、地元河川敷の水没はこれで三年連続。恒例行事みたいになってるやん…><
まぁ、一昨年ほどではないのでそれほどトンボへの影響はないのかもしれないけど、それでも水没がプラスに働く事がないのは間違いないだろうし。
今年も見られたと安心してたベニイトトンボもいい加減いなくなったりしないだろうか。三度目の水没も乗り越えてくれるかなぁ。