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それは一羽のモズから始まった

アラフォーおやじの鳥とトンボのブログ。メインフィールドは淀川河川敷

メジロガモ、雑種の可能性が高く

ベニマシコ オオジュリン ミサゴ メジロガモ

今朝も寒さはそれほどではありませんでした。

今日もいつもの様に鉄橋ワンド周辺で。
風も無く寒さもマシなのでホオアカが出てこないか待ってみましたが、出てきてくれず。
ベニマシコポイントに向かうと、1羽のエンベリザが草むらにおりてきました。地鳴きの声はアオジより少し金属的に聞こえます。もしかして!?と思ったら、やっぱりカシラダカ。急いでカメラを準備するも、間に合わず上流の方へ飛んでっちゃいました。残念。

で、そのベニマシコ。今日は♂。
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2枚目撮ってる時、自転車に乗った人が来て、当然、ベニマシコには飛ばれちゃいまして。撮影してた場所は水路沿いの道で、自転車や散歩の人が普通に通る場所なので、そういう状況になる事自体は仕方ないんだけど、自転車に乗ってたのは鳥見されてる人だったんですよねぇ…。これまで話した事はほとんど無い人だけど、自分の事も知ってはいるだろうし、一言だったりちょっと待ってくれても良かったんじゃないのって。まぁ、これまでも散々撮ってるベニマシコだし、フォトジェニックなシチュエーションでもなかったんで、別にいいんだけど。でも、同じ趣味の方なら気持ちもわかるだろうし、なんだかなぁって思いますよね(;^ω^)

昨日に続いて今日もオオジュリンを撮ってみたり。
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撮ってる時には気付いてなかったんだけど、足環の付けられた個体でした。足環ってのは、調査目的で個体識別するために、つける金属のリングです。山階鳥類研究所のサイトで詳しく説明されているので、ちょっと引用してみます。

大昔から、鳥の渡りは人間にとって大きな謎でした。夏にたくさんいた鳥たちが冬にいなくなってしまうのは、いったいなぜなのだろう?かの有名な古代ギリシアの哲学者アリストテレスは、ツバメは木のうろや泥の中で冬眠すると考えていました。近年になって"渡り"という概念が一般的になっても、夏に我が家の軒下に巣をつくるツバメは、毎年来るあのツバメだろうか?どこをどう通って旅をしてきたのだろう?そんな疑問は消えません。このようなことを調べるために、鳥に個体識別用の足環をつける研究方法が、鳥類標識調査です。

渡り鳥と足環|山階鳥類研究所

足環はおもにアルミニウムや軽い合金で作られ、一つ一つに異なった番号が刻印されています。現在環境省が発行している足環には、"KANKYOSHO TOKYO JAPAN"という文字と番号が刻印されており、ミソサザイやセッカのような小さい鳥からオオハクチョウのような大きい鳥まで、様々な鳥につけられるよう16種類のサイズがあります。一番小さいサイズの足環で重さは0.04gで、例えば約9gのミソサザイでは体重の0.44%に当たります。

渡り鳥と足環|山階鳥類研究所

足環つけるには、一旦鳥さんを捕獲する必要がある訳ですが、捕獲する時に用いるかすみ網で鳥が結構落鳥するからか、賛否両論あったりします。バンディング*1によって、それまでわからなかった事が解明される事もあるでしょうから、自分はそんなに反対って訳ではないですけどね(;^ω^)

話がちょっと逸れちゃいましたが、足環に書かれてる文字をなんとか読めないかと写真を拡大してみたものの、さすがに読む事は出来ませんでした。書かれてる字が読めれば、何時何処で足環が付けられたかわかるんですけどね。2枚目の写真でかろうじて「KA」らしき刻字が見られるので、日本で付けられた足環だとは思いますが。

でかい鳥が視界の上の方に入ったので見てみると、ミサゴでした。
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昨日も見掛けたんだけど、時間が無かったので撮影は諦めたんですが、今日も飛んできてくれました。

メジロガモは今日もワンドに。
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ここで悲しいお知らせというか、残念なお知らせというか(;^ω^)
これまでメジロガモ♂幼鳥だと思ってたこの子ですが、どうも雑種の可能性が高くなってきてる様です。詳細についてはShin'sさんのエントリーをご覧頂ければと思うんですが、自分も後頭部が緑がかってきてるなぁとは思ってたんですよね。ただ、例えば嘴爪の黒色部であったり、お腹の白色部の切れ込みであったり等、雑種を疑う際のチェックポイントについてはメジロガモを否定するほどでもないので、メジロガモであってほしいという願望を込めて、あえて目を逸らしてた部分は無きにしもあらずだったんですが(;^ω^)
Shin'sさんのエントリーの事もあったので、改めてネットで検索してみたところ、カモの図鑑の作者である氏原さんのエントリーを見つけました。そちらには以下の様にあります。

最近和名で日本での画像を調べてみてちょっと驚いた。メジロガモ、またはその可能性があるとされているものの多くの頭部に緑光沢が見られる。8個体前後見つかった。2羽同所にいて、どちらにも程度の差はあるが緑光沢がある例もあった。
メジロガモの頭部に緑光沢があるかどうかというと、過去に撮影した画像を確認してみたが、どの角度から撮っても緑光沢は出ていない。ヨーロッパなど海外の多くの画像を見ても緑光沢のある個体は見つからなかった。

メジロガモの交雑例 : 氏原巨雄の雑記鳥

上記の事から、頭部に緑色の光沢が見られる時点でメジロガモである可能性は排除出来そうです。
1/17(日)に撮影した写真に、わかりやすいのがあったので貼ってみます。
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それぞれ頭部部分を切り出したもの。
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緑がかってますよね…。やはり、雑種の可能性が高そうです。雑種だった場合、どのカモとの雑種なのかと言うと、メジロガモの雑種によく見られるアカハジロとの雑種の様です。かなりメジロガモ色が強いので、クオーターだったり更には1/8だったりするのかもしれませんが、メジロガモ×アカハジロでもこれくらいメジロガモ寄りの個体は居るそうです。

まだ完全に雑種と決まった訳ではないのかもしれませんが、とりあえず、これまでのメジロガモエントリーには、雑種の可能性が高い旨を追記しておきます。故意ではなかったにせよ、結果的には誤った情報を拡散する事になってしまったのは、大変申し訳なく思っています。

やっぱり、カモは難しいですねぇ。とりわけ、今回の子は幼鳥だった事も識別を難しくした一因なんでしょうけど…って言い訳になっちゃうけど(;^ω^)
幼鳥については特に注意して観察しないといけないって事ですね。


今回のメジロガモ。雑種だとしても、地元に滞在してる間は観察を続けようと思います。可愛いのには違いはないので。

*1:足環やフラッグなどの標識をつける事。