それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

右岸へ左岸へ

今日は娘を学校に送ってから、その足で河川敷へ向かったので自転車ではなく歩きでの鳥見でした。

まずは雑種になっちゃったけど、それでも観察は続けたいメジロガモの様子を見に行く事に。
水路沿いを鉄橋ワンドへ向かって歩いてると、センダンの木にシロハラが。
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伐木前はいくらでもいたシロハラも、木が切られてからはあまり見なくなりました。イメージに合わないかもしれませんが、河川敷では葦原で見掛ける事が多いのですが、この時は木にとまってくれてました。

メジロガモ×アカハジロは今日も鉄橋ワンドでした。
瞬膜の関係で変顔に(;^ω^)
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水路に移動してくれたので、周りこんで。
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曇天だったからか、今日は後頭部も緑がかって見えません。
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残念ながら雑種の可能性が高くなったメジロガモですが、前エントリーで書いた通り、引き続き観察は続けていきます。雑種なりに見た目が変わっていく様を観察する事によって、今後のメジロガモの識別に役立つでしょうから。

ツリスガラにも期待しましたが、残念ながら今日は声すら聞けず。お天気が今一つだったので、仕方ありませんね。ベニマシコは見ただけ。ホオアカは探しにもいかず(;^ω^)
メジロガモの雑種もチェックしたところで、さて、これからどうしようか、適当に車を走らせてみようかと思いましたが、高校裏を一応チェックする事に。これが正解でした。

船着場の辺りから本流の方を見ると、20羽程のカンムリカイツブリの群れ。いつぞやの業務連絡の鳥さんが混じってないかチェックするために1羽づつ見ていくと、違和感を憶える子が。
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真ん中の黒っぽい子です。この前、海で見た鳥さんと同じ様に見えます。まず間違い無いだろうと思いつつも、頭を上げるのを待ってると、やはり、そうでした。
アカエリカイツブリ♪( ^ω^)
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トリミング。
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距離は100mほどあったでしょうか。遠かったので大した写真は撮れてませんが、なんとかそれとわかりますよね。
以降、全部トリミング写真です。
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カンムリカイツブリに突っかかってったと思ったら、カンムリカイツブリのくわえてる餌!?を狙ってたのかな。
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飛翔。
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飛翔もカンムリカイツブリと比べて、黒っぽく見えます。
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図鑑の成鳥冬羽に近いですが、嘴の色や顔の黒い部分と白い部分の境界がはっきりしないので、幼鳥でしょうか!?体も全体に黒いし。これまであまり見られなかったアカエリカイツブリが、西の浜で2羽、そして地元河川敷でと、今年は当り年なのかも。カンムリカイツブリが群れてれば、注意した方が良さそうです。

他にはジョウビタキイソシギ
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左岸で待ってると段々右岸の方に寄ってて、対岸に渡った方が近くで撮れそうだなと右岸に行けば、今度は左岸の方に飛んでって、仕方ないので左岸に戻れば、またまた右岸の方へ寄ってってと、今日は右岸へ左岸へと忙しい一日となりました(;^ω^)
遠いわお天気も今一つだわで大した写真は撮れませんでしたが、この前の海より近くに来てくれた時もあったし、なんとか目も出たので、今日はこんなもんでしょう(;^ω^)


実を言うと、昨秋にもワンドでアカエリカイツブリらしきカイツブリを見たとの怪情報(;^ω^)が流れたんですが、その時はハジロカイツブリが居た頃だったので、どうせハジロカイツブリだったんじゃないの!?と、ぶっちゃけ、話半分くらいにしか聞いてなかったんですよね(;^ω^)
それが年明けすぐに見た、撮影もしたという方が現れて、以来、注意してたんですが、探せど探せどカンムリカイツブリばかりなので、もう抜けたのかなぁ、と思った頃にひょっこりお出まししてくれました。
思ったのが、この前、海にアカエリカイツブリを見に行っといて良かったなぁって事。それが無ければ、黒っぽいカンムリカイツブリだと思ってスルーしてたかもしれません。どんな鳥であれ、実際に見てみるのが大事なんだなぁって改めて感じました。

今はまだ黒っぽいカンムリカイツブリって感じですが、春まで居てくれれば名前通り、夏羽の赤い襟、赤い首を見られるんでしょうか。新たな楽しみが出来ました( ^ω^)