それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

結束バンドを巻かれたカルガモ

昨日の河川敷での出来事。

先日、結束バンドを巻かれたカルガモの記事を書きました。
このエントリーです。
その中でもう1羽、両足に結束バンドを巻かれた子がいると書いたんですが、昨朝そのカルガモを見つけました。この子です。

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青と黄色の結束バンドを巻かれています。改めて見てみると、左足の黄色いバンドの方はやや食い込んでいる様に見えなくもない様な!?痛がってる感じはなかったものの、こんなものを巻かれたままこの先過ごしていくのは可哀想だし、なんとかして外してあげられないかと、知り合いの野鳥の会の方に連絡したところ、動物愛護畜産科かバードレスキューに連絡すれば、なんとかしてもらえるかもしれないとの事で、どちらかへ電話してみる事にしました。

それぞれのホームページには、以下の様な記載があって、どちらも野鳥の保護*1を行っている様です。

鳥獣保護及び狩猟に関すること。

大阪府/動物愛護畜産課

野生傷病鳥の救護と救護された鳥達を野生復帰させるための活動を行っています。

日本バードレスキュー協会


どちらにかけてもよかったんですが、とりあえず動物愛護畜産課に電話してみました。
係の方が出られ、状況を伝えたところ、動物愛護畜産課は基本的にはケガした鳥獣等を診てくれる病院を紹介するまでしか出来ないとの事でした。ただ、こちらでもちょっと対応出来ないか確認してみます、との事だったので、連絡先を伝え対応を待つ事にしました。

夕方になって、電話がかかってきました。
話を聞いたところ、専門の方が実際に現地に出向いてカルガモの様子を見てくれて、その方は、痛がってる様でもないし、外すために捕獲してストレスを与えるくらいなら、このままにしておいた方が良い、との判断をくだされたので、今回はこのまま様子を見てほしい、と言われました。

正直、えーっ!?とも思いましたが、確かに外すには捕まえなきゃいけないし、それなりのストレスにはなりそう、何より専門の方がそういう判断をくだされたのなら、それが正解なんだろうと、自分を納得させました(;^ω^)

という事で、今回の結束バンドのカルガモは、ひとまず様子見という事になりました。
カルガモ留鳥なので、特別な事でもない限り、ワンドにいてくれるでしょうから、これからもちょくちょく様子を見ていく事にします。

今回の件で、ケガした野鳥を見つけたり保護した時、どういう対応をとればいいのかがわかったのは収穫でした。ケガした野鳥を見つけたり保護した時は、とりあえず、前述の動物愛護畜産課かバードレスキューに連絡すればOKって事ですね。

にしても、許せないのは、そもそもカルガモに結束バンドを巻いた輩です。
釣り糸が足に巻き付いて…とかなら、故意ではないし、百万歩譲って許せなくもない*2ですが、今回の行為はわかってやってる訳ですから。
どういう意図があってこんな事をしたのかはわかりませんが、ホント、ひどい事をする人がいるもんです。もし、犯人を見つけたら、そいつの足に結束バンドを巻いてやる事にしましょう!(;^ω^)


おまけ。
コフキトンボオス。
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まだまだ数は多いものの、ピークは過ぎた様で、以前ほどうじゃうじゃいる…って感じではなくなった。それでもまだまだいるけど(;^ω^)
オビ型メス、おらへんのかなぁ!?

*1:実際のところ、動物愛護畜産課の方は、保護の手助けをしている、といった感じでした。

*2:とはいえ、これはこれで、そこらに捨てるんじゃなく、回収しろよ!って強く思う訳ですが。