それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

二年半前の宿題

今朝はいつもより少し遅め、7時過ぎの河川敷着でした。

昨日ヤブサメが居た場所を今朝も…とのぞいてみたら、聞き慣れない鳥の声が。誰の声だろう!?そう思って、声のする方に向かうと、エゾムシクイらしき鳥が一瞬見えるも、すぐに見失う。え!?さっきの声の主ってエゾムシクイ!?いやいや、それはないでしょ…そう思ったので、ひとまずこの鳥はスルーする事に。*1

少し離れたところからまたさっきの声。声のする方に向かうも見つけられない。すぐ近くにいるはずなのに見つけられない、そんな自分が非常にもどかしい。キー!(笑)

そんなこんなを繰り返してるうちに声もしなくなって、仕方がない、諦めようか…と思ってるとまた声が。今度は地鳴きのおまけも。地鳴きはムシクイのそれ。あれ!?やっぱりさっきのエゾムシクイっぽいやつが声の主だったの!?だとしたら、ちょっとレア系なムシクイでは!?となって、これは是が非でも見なきゃ、写真を撮らなきゃなと。

水面にオーバーハングしたヤナギの中から聞こえてくる声。水路をまたいで見逃すまいとじっと見てる自分。なのにいつの間に出てきたのか、斜めになった枝の上を移動する鳥が(;^ω^)
慌ててレンズ向けて撮ったのがこの子。
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シャッター切りながら一瞬は、あれ!?ウグイス!?とも思ったんだけど、いやいや、ウグイスはこんな声じゃないし灰褐色の体色もちょっと違う。エゾムシクイでもない、んー、ムジセッカ!?って思いながらの撮影でしたが、やはりそうでした。
移動途中に立ち寄っただけかもしれないけど、もしかしたら地元で越冬してたのが、春になって囀ってくれた事によって見つけられたのかも!?なんて思ったりもしてます。図鑑には、越冬地では平地や水辺近くの藪、ヨシ原、灌木林などに生息する、とあって、正に今日見た場所、行動と一致してるし、後述するけど、2年前に見た時も本流際の葦の中をちょろちょろしてたし。

どんな声だったかを紹介。
囀り。最初に聞いた声はほぼこんな感じでした。この時はムシクイの声だと思わなかった。

次に聞いた地鳴き。この声聞いて、あ、ムシクイだなって思った。


2016年の11月にもムジセッカらしき鳥を見てたんだけど、その時はろくな写真が撮れなくて、推定ムジセッカで終わってしまってました。
でも、今回はそれとわかる写真を撮れた様に思う。非常に詳しい方のお墨付きも頂けたし、声も照らし合わせてるのでムジセッカで間違い無いです。Uさん、いつもありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

ふぅ、なんとか二年半前の宿題、やっつけられたかな(;^ω^)
明日もまだ居てくれないかな!?また声聞けないかな!?

*1:結果的にはスルーしてなかったんですが。