それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

9/24(火)の朝の鳥見

宣言通り(笑)、久しぶりに朝から鳥見。短時間ながら楽しめた。

コサメビタキ
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胸から腹にかけての色合いが結構濃い個体。このての個体をサメビタキと誤認してる記事を結構見掛けるけど、サメビタキの仲間の識別については、以前から書いてる様に南港野鳥園の記事が非常に参考になる。一にも二にも下尾筒、下尾筒を写せていればまず迷わない。慣れれば顔付きでもわかる。サメはサメ顔してる(;^ω^)

エゾビタキ。
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おっ!エゾビタキやん!と嬉しくなったくらい、河川敷ではあまり見掛けないエゾビタキ。見掛けるのはコサメばっかり。前回見たのっていつだったっけ!?とブログを遡ってみたら、なんと4年も前だった(笑)
都市公園とかでは毎秋見られてるのにね。まぁ、タイミング的なのもあるんだろうけど。明日もまだ居てくれたらいいのにな。ヤナギの天辺にとまってる写真しか撮れなかったので、空抜けじゃない写真を撮りたい。

本流にヒドリガモ
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時間無かったのであっち向いた写真しか撮れなかったけど、雨覆と脇羽の感じから♀の非生殖羽だと思うけど…。

他にはオオルリ♂adも居たけど、残念ながら写真は撮れなかった。
ノビタキは抜けたのか見られず。


おまけ。昨日のモズ♀。
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この時期はあちこちからモズの高鳴きが聞こえてくる。なんやかんやで10羽くらいは居そう。

3連休の鳥やら虫やら

この3連休の写真。

9/21

この日はまだマクロレンズでの撮影。
アオモンイトトンボ


1枚目は♂で2枚目は同色型の♀とか♂型♀と呼ばれる♂と同じ体色をした♀。アオモンは地元で最も見掛けるトンボの一つなので、まだまだ個体数は多い。

9/22

公園の池のカモに1羽小さめのがいるなぁと思ったらヒドリでした。
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今季のカモ初認はヒドリ。まぁ、地元の優先種なので、最初に見るのは大抵ヒドリなんだけど。♂エクリプスから生殖羽に移行中の個体でいいと思う。

キビタキ
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写真をPCに取り込んでから気付いたんだけど、2枚目の個体、ここ数年大阪城やらでよく見られてる、白斑キビタキって呼ばれてるヤツですね。検索すると、マミ…とか無茶な識別してるブログとかもあるけど、♂1wの換羽の早い個体でいいと思う。たまに換羽の早いのが居るらしい。ただ、オオルリ(Cyanoptila cyanomelana) キビタキ(Ficedula narcissina) 識別マニュアルには♀でも稀に白斑のある個体が…とあるので、♀の可能性も無くはないのかも!?3枚目は普通の今年産まれのキビタキ♀タイプ。

ノビタキ
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いつもノビタキが入る場所で。2羽居たけど、写真の個体が同じ個体なのか別個体なのかは不明。強風で草が揺れてとまれないからか、地べたにおりてるシーンを何度も見た。1枚目は顔がうっすら黒味を帯びてる気がするので♂だと思うけど、2枚目は…!?

ウラナミシジミの交尾。

今がピークなのか、クズの葉の上を飛びまくってる。左が♂で右が♀だと思う。

9/23

公園の池にコガモ
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地元ではコガモがあまり見られない事もあって、この時期のコガモは雌雄も成幼もよくわからないんですよね、コガモ苦手…。そんな事をtwitterに呟いたら♂幼羽ではないかとの事。夕方もう1回見に行ったら既に居なくなってた。残念。昨日のヒドリも今日は居なかったので、どっちも台風による一時的な立ち寄りだったのかもしれない。


写真で気付かれてるかもしれないけど、修理に出してたレンズが土曜日に戻ってきました。
4月末にカメラとレンズを壊して以来、カメラとレンズの両方が揃ったのは半年ぶり。懐事情の関係でここまで時間かかっちゃったけど、これでようやくまともに鳥撮りできる様になった。長かった(笑)
レンズも戻ってきた事だし、明日からは朝の鳥見復活しよう!
起きられる気がしないけど(汗)

最近の虫活

今月2度目の更新!頑張った!(笑)

アオモンイトトンボ交尾態。

普通種でもシチュエーションが良ければ全然撮るよ(笑)
低い位置だったのでライブビューで撮影。もう少しフラッシュ強めにすればよかった。

9月に入ってからの今季初ハッチョウ。
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玉ボケがうるさすぎるんだけど、天気が良すぎるもんだから仕方ない。まだ♂2+、♀2が残ってた。ハッチョウも結構消長期間長いのね。

ハッチョウ見た日の本命はこのトンボ。コバネアオイトトンボ



頭部を切り出し。
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2年!?いや3年!?ぶりに訪れた某有名なトンボ池にて。時間かかるのがネックで最近は足が向かなくなってたんだけど、コバネ♂の青い眼が見たくなったので、車を走らせました。♀はすぐ見つかったのに肝心の♂がなかなか見つからなくて、ここまで来て外すのか!?とちょっと焦ったけど、なんとか1頭だけ見つける事が出来た。うん、やっぱり綺麗。
居ないのではなく、時期的にほとんどがもう水域に出てしまっているんでしょうね。水域に出てる、明るいとこにいる個体を撮りたかったので、ウェーダー着て池に入ってやろうかとも思ったけど、さすがにそれはダメかなとやめときました(;^ω^)

マイコアカネ♀。

ここ2年ほどナニワトンボを観察してる池にて。この池でマイコは初めてだった。特段珍しいトンボって訳ではないけど、マイコも発生場所が局所的になってきてるみたい。♂も探したけど見つけられず。

ナツアカネ♀とマユタテアカネ♂。


ナニワの池の近くの田んぼで。稲穂と赤とんぼ。日本らしくて良し(笑)

ノシメトンボ♂。

近所の風車の公園で。胸部にまだ黄色味を残しているので、完熟まであと少しってところか。この日のお目当てのナニワは2度ほど見たんだけど、最初は風が強くてブレブレ、2度目は敏感過ぎてまともに撮らせてもらえずでした。なんでここまで敏感なんだろう。環境的に合ってないのが原因だったりするのかな。


鳥見の方は河川敷でキビ♀を見た程度。でも、修理に出してるレンズがもうすぐ返ってくるので、仕事の状況しだいではあるけど、また朝から河川敷に行きます。
ちなみに、ノビタキはもう入ってるみたいだし、アリスイも多分到着してるだろう。Hさんに任せてばかりだと、見落としが多そうだし(笑)
今春みたく思い掛けない出会いにもまた期待。コホオアカを見つけられないかなー。

最近の虫活

今回は短めの間隔で更新(;^ω^)
最近の虫活の写真です。秋の渡りも始まってる事だし、鳥方面も頑張らないとダメなんだけど、まだ虫メインな感じですかね…。

ムスジイトトンボ♂。



地元の美麗種と言えばコイツ、ムスジイトトンボ。♂の青い複眼が綺麗なので撮りたくなる。マクロで撮るには少し距離があったので、水草を手前に引き寄せての撮影。なのでヤラセと言えばヤラセになるのかな…。そこまで珍しい種でもないけど、地元でも徐々に数が減ってきている様に思う。個人的にはヘラ釣りやタナゴ釣りをやってる連中がワンド周辺を勝手にいじくり倒してたり、イタセンパラ保護の関係で手入れたりしてるのが原因ではないかと思ってるんだけど…。まぁ、後者についてはムスジなんかよりもよっぽど保護すべき種だし仕方ないのかもしれないけど、そのためなら他の生き物が減ってもいいの!?なんて思ったりしないでもない。まぁ、諸悪の根源はブラックバスなので、コイツを駆除出来れば一番いいんだけど、これだけ数が増えちゃったら事実上不可能だよね…。

ゴホンダイコクコガネ。


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twitterのフォロワーさんに糞虫好きな方が居て、その方のツイートに糞中の写真や話題が度々出てくるんですよね。なので昨年あたりからずっと気にはなってたんだけど、ようやく先週日曜日に見に行ってきました。一番見たかったのは見た目も格好良いゴホンダイコクコガネの♂。最初はなかなか見つからなかったんだけど、なんとか見つけてもらって無事見る事が出来ました。ありがとうございました。
1、3、4枚目が♂で2枚目が♀。外国のカブトムシを彷彿とさせる様な5本の角を持つ♂。単純に格好良くて非常によいんですが、♀にも1本だけ短い角があって、♀の控えめな感じもまたよい。♂の外観のせいで大きく感じますが、実際は1cm強と小さいです。カッコ可愛いヤツですね。
当日はSDカードを忘れてしまったので現地で撮影出来ず、お持ち帰りしての撮影。1~2枚目はディフューザー+内蔵フラッシュ、3~4枚目は内蔵フラッシュのみ。腕が悪いからかあまり違って見えないけど、ディフューザー有りの方は、反射と影がソフトになってますね。ピントがイマイチ合ってないので、また撮り直そうと思います。


地元河川敷でムスジを撮った日、エゾムシクイ2羽を見ました。
冒頭にも書いた通り渡りも始まってる事だし、いい加減、朝から河川敷にも行かなきゃいけませんね…(汗)

お盆休みの写真やら

ご無沙汰してます。

前回の更新が5/16だったので、3ヶ月振りの更新です。昨年あたりから更新頻度がグッと落ちたにもかかわらず、今でも一定数のアクセス*1があるのは有り難い限りです。なもんで、たまには更新しなきゃなーとお盆休み中*2に更新するつもりだったのが、相変わらずの遅筆っぷりで更新は今日になっちゃいました(;^ω^)

ほったらかしてた理由は、仕事が忙しかったのと春にカメラを壊したのとその他諸々といったところでしょうか。病気とかではないのでご心配無く。元気でやってます。そんな状況だったんですが、先月末あたりからぼちぼちフィールドには出始めてたので、今日は6月の写真やら最近の写真やらから適当に何枚かをお届けします。

オオサカサナエ♀テネラル。

タイリクアカネ未熟♀。

ネアカヨシヤンマ♂と♀。
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グンバイトンボ♂。

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ナニワトンボ♂。

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オオイトトンボ♂。

オオセイボウ。

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ルリモンハナバチ。
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次はもう少し短い間隔、9月中には更新します!?

*1:検索流入がほとんどだと思うけど。

*2:今年は8/12の週がまるまる休みでした。

5/15の朝の河川敷

5/15(水)の朝の河川敷。

キビタキ♂1s。
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行動や見られた場所から、昨日の1sと同じ個体ですね。比較的警戒心の薄い個体で、焦点距離が短くなった今のシステム的に有り難い子です(;^ω^)

子スズメ。
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頭の色が淡かったり、嘴が黄色かったりすれば、それは子スズメです。見た目の印象もやはりおぼこい。可愛い。そろそろスズメにレンズを向ける機会が増えてきそうです(;^ω^)


昨日のエントリーでは今春の渡りは当たりだって書いたけど、メボソムシクイ上種に限って言えば、外れとまではいかないものの、今のところは出会いは少ない印象。まぁ、地元に限った事だけなのかもしれないけど。
声を録音するのが最近のマイブームなので、囀りを聞きたい、録りたいのよね。明日あたりドバーッと入ってくれないかしらん。

5/13と5/14の朝の河川敷

5/13(月)と5/14(火)の朝の河川敷。

5/13(月)

ムシクイ3+。
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残念な写真ばっかりだけど、だって、非常に撮りにくい場所なんだもん(笑)
撮影場所見たら、え!?仕事前にこんなとこに立ち入ってんの!?ってびっくりされんじゃないかな…。職場にクモの巣や小枝くっつけてったりしてますからね(アホ)
そんな事はさておき、写真は全部同じ個体かもしれないし別個体かもしれない。どれもセンダイっぽい気はするけど、確実にセンダイではない、メボソと思しき個体も見てるので、タグ的には今回もムシクイとしておきます。しかし、なんで1羽も囀ってくれないんだろう。声録音しようと思ってても、鳴いてくれなければどうしようもない><

5/14(火)

キビタキ♂1s。
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緑がかってるのは草が被ってるから。前日のムシクイの場所とはまた違う場所だけど、ここも、仕事前の鳥見で入ってく様な場所でないのは間違いなくて(汗)、ナヨクサフジやら色んな草が繁りまくってる中で撮影してんですよね…。しかもこの場所はダニが結構いるので、職場にダニも連れってってるかも…(;´Д`)


いよいよ鳥が少なくなってきたけど、それでも毎日何かしらの夏鳥*1は見られてるので、元山さんも書かれてる様に、今春の渡りは当たりとみなして問題ないと思う。地元に限って言えば、ムジセッカ、オオセッカ、カラムクドリが立て続けに見られる等、大当たりどころか超当たりって言ってもいいくらいで、もう二度とこんな年はないんじゃないかな。

で、その3種の観察記録を、昨日大阪支部に報告しました。前にも書いた通り、自分は珍しい鳥を見つけるために鳥見してる訳ではないけど、正式な記録として認めて、残してもらう事はすごく良い事だと思いますからね。

*1:オオヨシキリ、ツバメなど常に見られる夏鳥はのぞく。