10/13(日)と10/14(月)の鳥見
台風19号、関西はそれほどでもなかったですが、関東方面はえらい事になってますね…。
昨年は大阪も凄い事になったけど、それ以上の被害状況。少しでも早い復旧を願うばかりです。
という事で、昨日と今日の写真です。
10/13(日)
ナツアカネ♂。
ナツアカネの♂は成熟すると真っ赤になる。アカネの仲間で真っ赤になるのはコノシメとネキで、コノシメにはノシメ斑が、ネキは翅の付け根に色が付いてる事から、見分けは容易。
アキアカネ♀。
ナツアカネの♀と似てるけど、胸部の黒条で見分けられる。jizzはナツアカネは2~6節のラインがグラマラスに見えて、アキアカネは寸胴な感じに見える。まぁ、胸部の黒条見るのが間違いない。
鳥の方はキビタキをチラ見した程度でした…。
10/14(月)
本流にヒドリが4羽。
この後、結構雨が降ってきて、急いで雨宿りしに移動したので、とりあえずの写真。今季はなかなかカモが定着しないけど、今回の群れはさて!?後で見に来た時には居なかったが…。
カワセミ♂幼鳥。
鳥見の度にほぼ毎回見てはいるけど、あまりレンズを向ける事のないカワセミ。近かった事、昨日から写真をほとんど撮ってなかった事から今日は撮ってみたけど、このカワセミと遊んだ事が結果的に正解に。
コヨシキリ。
先のカワセミと遊んでたらコヨシキリの地鳴きが聞こえてきたので待ってると、見えるところに上がってきてくれた。これまでも何度か声は聞いてたけど撮影は叶わず、今秋はもう写真は撮れないかなぁ!?なんて思ってたところだっただけに、ラッキーでした。ありがとう、カワセミ!(笑)
キビタキ。
♀タイプと♂。♂がくわえてる芋虫は何のガの幼虫なんだろう!?そっちが気になる(笑)
メボソムシクイ上種。
メボソムシクイ上種は声で識別するのが一番間違いが無いんだけど、秋は思う様に鳴いてくれません。声が聞けなければ識別出来ないのかっていうとそんな事は無く、外見からも識別は出来て、どこを見るのかというと、P10(初列風切の最外羽)と最長PC(初列雨覆)の差。以前も紹介したかもしれないけど、野鳥園のmedaichiさんのブログがわかりやすいので、詳しい事はそちらを見てください。
で、結構近くで横から撮れたので、おっ!?P10写ってるかも!?と期待したんだけど…
赤く囲んだ部分がP10だと思うんだけど、こんな写りじゃ識別には使えませんね…。それでも、個人的にはオオムシクイかな!?と思ってはいますが。
他にはハイタカの島でジョウビタキらしき鳥が。飛んでるとこを一瞬見ただけだけど、周辺にも入ってきてる様だし、多分合ってる。ノビタキは朝一に見ただけ。
ラグビー日本代表、全勝で予選リーグ突破、決勝トーナメント進出!凄い!ホント凄い!
ここまで来ればもうベスト8なんて言わず、優勝目指してほしい。そこまで無謀な目標だとは思わない。充分可能性はあると思う。頑張れニッポン!
最近の鳥見
最近の鳥見の写真からちょびっとだけ。
9/30(月)
セッカ幼鳥。
飛び様もどこか危なっかしかった。
10/1(火)
スズガモ。
こんな時期にスズガモ見たのは初めてな気がする。エクリプスだと思うけど、よくわからない。で、2枚目の下嘴のところに注目。輪っかみたいなのが写ってるのは釣り関係の何かだろうか。スズガモは潜水採餌ガモなので、潜って採餌した時にでもくっついたのか。取れてればいいんだけど…。
キンクロハジロ。
上のスズガモと一緒に居た。冠羽が見られるのでキンクロなのは間違いないと思うけど、成幼や年齢はさっぱりわからん。
10/2(水)
キビタキ♀タイプ。
雨覆の羽縁から今年産まれだと思う。なので、この時点では♂か♀かはわからない。この前みたく、雨覆が白くなってれば♂だとわかるんだけど。
10/6(日)
現像が面倒臭くなったので、一気に今日の写真(笑)
アリスイ。
無理矢理セイタカアワダチソウを絡めてみた。渡来間もない今頃が見易い気がするけど、写真の場所なら1日粘れば間違いなく見られると思う。
キビタキ♂。
2羽は別個体。
コガモ。
右に写ってる個体がシマアジっぽかったんだけど、よく見たら脇羽に波状斑が出てたのでコガモでFA。性齢はちゃんと調べてない。
ノビタキ。
セイタカアワダチソウ*1絡みで撮れた。まだ5分咲きといったところなので、来週末あたりが一番良さそう!?その頃にまた絡んでくれればいいんだけど。
コブマルエンマコガネ。
良さげな犬糞があったのでほじほじしてみたら、2頭ほど出てきた。2枚目が♀で3~4枚目が♂。大きさは6~7mmくらいだったかな!?かなりちっちゃい。これまでにも見た事はあるのかもしれないけど、意識して探し始めて最初に見つけたのは今回のコブマルエンマコガネとなった。記念すべき地元初糞虫。他の種もいるはずなので、これからは糞虫セットも持ってくか(笑)
カモがまだまだ少ない。
ヒドリも何羽か来たのに、移動途中の立ち寄りだったのか、今はもう居ないし、スズガモもキンクロハジロも翌日には居なくなってた。コガモはたまに見掛けるけど、同一個体かどうかわからない。今年は9月に入ってもかなり暑かったけど、その辺が関係してたりするんだろうか。
昨日、ムジセッカの地鳴きを聞いた。タッ、タッ、って感じの声。
あわよくば出てきてくれないか、写真は難しいとしても、せめてチラ見くらい出来ないか!?と時折揺れる葦を凝視してたんだけど、残念ながら写真はもちろん、見る事も叶わなかった。でも、ムジセッカで間違いなかったと思う。
最初の出会いは2016年の秋で次が今春、そして昨日と合計3回の出会い。ド珍鳥ってほどの鳥ではないけど、かと言って簡単に見られる鳥でもない。そんな鳥との出会いがたまにあるあたり、淀川が渡りのルートになってるのかもしれない。しっかり探せば年一くらいで出会いがあるんじゃなかろうか!?越冬する場合もあるらしいので、今後も意識しておきたい。
9/26(木)と9/27(金)の鳥見
観ましたラグビー!?
日本が世界ランク2位のアイルランドに勝ちましたよ!びっくり!
凄い!!超凄い!!!って、仕事で最後の何分かしか観られなかったんだけど…(汗)
今夜早速再放送するみたいなので、それを観る事にします!
という事で、今日は仕事で鳥見には出られなかったけど、9/26と今日の休日出勤の振休だった9/27の写真です。
9/26(木)
イソヒヨドリ♀。
前日と全く同じ場所にまたイソヒヨ♀が。同じ個体で間違いないでしょう。この日も声で気付いた様によく鳴いてた。
キビタキ♂。
超アンダーだったのをむりやり補正したのでひどい写真。
ノビタキ。
これも光が悪くて肝心の顔が影になった残念写真だけど、ノビタキなのは間違いない。警戒心が強くて、すぐに飛んでった。
イソヒヨドリ♂。
1~2枚目と3枚目は別個体。1羽だけかと思ったらもう1羽居た。共に1wか!?一緒に行動していたので、兄弟かもしれない。
9/27(金)
ナツアカネ♀。
ヒョロッと伸びた枯れ葦の先にトンボが。とまりかたからしてアカネだなと撮ってみたらナツアカネでした。アキアカネは河川敷でもそこそこ見掛けるんだけど、ナツアカネはあまり見掛けない様に思う。ちなみに、昨秋見たオオキにも注意してるんだけど、さすがに見つからない。やはり、昨秋の個体は発生ではなく移動の個体だったのかなぁ。まぁ、引き続き探し続けるつもりだけど。
エゾビタキ
横からの写真しか撮れなかったけど、エゾビタキなのは間違いない。24日の個体と同じ場所なので、同じ個体がまだ残ってたのか!?
本流~水路にヒドリガモ。
24日の個体と同じ個体だな。♀非生殖羽としてたけど、
- 胸に並ぶ小斑
- 脇羽の尖り具合
- 雨覆の淡色部が目立つ事
から♂幼羽だと思う。まぁ、これも合ってるのかわからんけど。成鳥♂はエクリプスであろうが雨覆が白いので簡単なんだけどなぁ。カモ難しい…(汗)
アリスイ。
例年であれば9月半ば頃には見られてるので、今年は少し遅めかな。他の場所でも声を聞いたので、複数個体入ってきてそう。早速縄張りをアピールしてるのか、盛んに鳴いていた。
キビタキ。
斑と呼べるほどではないけど、この個体も雨覆に白色部が見られる。擦れたりして白っぽくなってる訳ではなさそうなので、換羽の早い♂1wだと思う。
ヒドリガモ。
♂成鳥ec→brなんだけど、目の周りにアメヒっぽさがあるので、アメヒ×ヒドリの雑種f1ではないにしても、アメヒがいくらか混じってる個体じゃないかな。どういう風に換羽するかを観察してこうと思う。
キビタキ。
他にはマミチャも居たけど、警戒心が強くて写真は撮れなかった。
まだって書いた途端のアリスイ。来ない訳はないのでいつ入るかだけだったんだけど。とりあえず来るべき鳥が来て一安心。
9/25(水)の朝の鳥見
連チャンで更新!(笑)
イソヒヨドリ。
♀の幼鳥か1wじゃないかな。盛んに鳴いてた。ぷっくりしてて可愛い。
キビタキ♀タイプ。
今年生まれの♀タイプ。成鳥♀と今年産まれの♀タイプの羽衣がどう違うのかとか、ちゃんと見てみたい。
ムシクイ。
メボソムシクイかオオムシクイだとは思うけど…。声聞けないと識別は無理!(笑)
ヒドリガモ。
昨日の個体かな。昨日はマガモ*1の群れに混じってたけど、今日は単独でいた。ヒドリはしばしば越夏個体が見られるけど、この個体は渡りの個体で大丈夫だと思う。
他にコサメらしきのサンコウチョウらしきのを見たけど、どっちも撮れず。
エゾビタキはまだ居てくれたけど、昨日よりひどい写真しか撮れなかった。
例年ならとっくにアリスイが到着してる頃なのに、今年はまだ来てなさそう。
カモもまだ少ないし、冬鳥の渡来は遅めなのかな。
*1:正しくは雑種だと思うけど。
9/24(火)の朝の鳥見
宣言通り(笑)、久しぶりに朝から鳥見。短時間ながら楽しめた。
コサメビタキ。
胸から腹にかけての色合いが結構濃い個体。このての個体をサメビタキと誤認してる記事を結構見掛けるけど、サメビタキの仲間の識別については、以前から書いてる様に南港野鳥園の記事が非常に参考になる。一にも二にも下尾筒、下尾筒を写せていればまず迷わない。慣れれば顔付きでもわかる。サメはサメ顔してる(;^ω^)
エゾビタキ。
おっ!エゾビタキやん!と嬉しくなったくらい、河川敷ではあまり見掛けないエゾビタキ。見掛けるのはコサメばっかり。前回見たのっていつだったっけ!?とブログを遡ってみたら、なんと4年も前だった(笑)
都市公園とかでは毎秋見られてるのにね。まぁ、タイミング的なのもあるんだろうけど。明日もまだ居てくれたらいいのにな。ヤナギの天辺にとまってる写真しか撮れなかったので、空抜けじゃない写真を撮りたい。
本流にヒドリガモ。
時間無かったのであっち向いた写真しか撮れなかったけど、雨覆と脇羽の感じから♀の非生殖羽だと思うけど…。
他にはオオルリ♂adも居たけど、残念ながら写真は撮れなかった。
ノビタキは抜けたのか見られず。
おまけ。昨日のモズ♀。
この時期はあちこちからモズの高鳴きが聞こえてくる。なんやかんやで10羽くらいは居そう。
3連休の鳥やら虫やら
この3連休の写真。
9/21
この日はまだマクロレンズでの撮影。
アオモンイトトンボ。
1枚目は♂で2枚目は同色型の♀とか♂型♀と呼ばれる♂と同じ体色をした♀。アオモンは地元で最も見掛けるトンボの一つなので、まだまだ個体数は多い。
9/22
公園の池のカモに1羽小さめのがいるなぁと思ったらヒドリでした。
今季のカモ初認はヒドリ。まぁ、地元の優先種なので、最初に見るのは大抵ヒドリなんだけど。♂エクリプスから生殖羽に移行中の個体でいいと思う。
キビタキ。
写真をPCに取り込んでから気付いたんだけど、2枚目の個体、ここ数年大阪城やらでよく見られてる、白斑キビタキって呼ばれてるヤツですね。検索すると、マミ…とか無茶な識別してるブログとかもあるけど、♂1wの換羽の早い個体でいいと思う。たまに換羽の早いのが居るらしい。ただ、オオルリ(Cyanoptila cyanomelana) キビタキ(Ficedula narcissina) 識別マニュアルには♀でも稀に白斑のある個体が…とあるので、♀の可能性も無くはないのかも!?3枚目は普通の今年産まれのキビタキ♀タイプ。
ノビタキ。
いつもノビタキが入る場所で。2羽居たけど、写真の個体が同じ個体なのか別個体なのかは不明。強風で草が揺れてとまれないからか、地べたにおりてるシーンを何度も見た。1枚目は顔がうっすら黒味を帯びてる気がするので♂だと思うけど、2枚目は…!?
ウラナミシジミの交尾。
今がピークなのか、クズの葉の上を飛びまくってる。左が♂で右が♀だと思う。
9/23
公園の池にコガモ。
地元ではコガモがあまり見られない事もあって、この時期のコガモは雌雄も成幼もよくわからないんですよね、コガモ苦手…。そんな事をtwitterに呟いたら♂幼羽ではないかとの事。夕方もう1回見に行ったら既に居なくなってた。残念。昨日のヒドリも今日は居なかったので、どっちも台風による一時的な立ち寄りだったのかもしれない。
写真で気付かれてるかもしれないけど、修理に出してたレンズが土曜日に戻ってきました。
4月末にカメラとレンズを壊して以来、カメラとレンズの両方が揃ったのは半年ぶり。懐事情の関係でここまで時間かかっちゃったけど、これでようやくまともに鳥撮りできる様になった。長かった(笑)
レンズも戻ってきた事だし、明日からは朝の鳥見復活しよう!
起きられる気がしないけど(汗)
最近の虫活
今月2度目の更新!頑張った!(笑)
アオモンイトトンボ交尾態。
普通種でもシチュエーションが良ければ全然撮るよ(笑)
低い位置だったのでライブビューで撮影。もう少しフラッシュ強めにすればよかった。
9月に入ってからの今季初ハッチョウ。
玉ボケがうるさすぎるんだけど、天気が良すぎるもんだから仕方ない。まだ♂2+、♀2が残ってた。ハッチョウも結構消長期間長いのね。
ハッチョウ見た日の本命はこのトンボ。コバネアオイトトンボ。
頭部を切り出し。
2年!?いや3年!?ぶりに訪れた某有名なトンボ池にて。時間かかるのがネックで最近は足が向かなくなってたんだけど、コバネ♂の青い眼が見たくなったので、車を走らせました。♀はすぐ見つかったのに肝心の♂がなかなか見つからなくて、ここまで来て外すのか!?とちょっと焦ったけど、なんとか1頭だけ見つける事が出来た。うん、やっぱり綺麗。
居ないのではなく、時期的にほとんどがもう水域に出てしまっているんでしょうね。水域に出てる、明るいとこにいる個体を撮りたかったので、ウェーダー着て池に入ってやろうかとも思ったけど、さすがにそれはダメかなとやめときました(;^ω^)
マイコアカネ♀。
ここ2年ほどナニワトンボを観察してる池にて。この池でマイコは初めてだった。特段珍しいトンボって訳ではないけど、マイコも発生場所が局所的になってきてるみたい。♂も探したけど見つけられず。
ナツアカネ♀とマユタテアカネ♂。
ナニワの池の近くの田んぼで。稲穂と赤とんぼ。日本らしくて良し(笑)
コノシメトンボ♂。
近所の風車の公園で。胸部にまだ黄色味を残しているので、完熟まであと少しってところか。この日のお目当てのナニワは2度ほど見たんだけど、最初は風が強くてブレブレ、2度目は敏感過ぎてまともに撮らせてもらえずでした。なんでここまで敏感なんだろう。環境的に合ってないのが原因だったりするのかな。
鳥見の方は河川敷でキビ♀を見た程度。でも、修理に出してるレンズがもうすぐ返ってくるので、仕事の状況しだいではあるけど、また朝から河川敷に行きます。
ちなみに、ノビタキはもう入ってるみたいだし、アリスイも多分到着してるだろう。Hさんに任せてばかりだと、見落としが多そうだし(笑)
今春みたく思い掛けない出会いにもまた期待。コホオアカを見つけられないかなー。