ちびっこまとめ、その前に
時期的に繁殖シーズンだった事もあるんだろうけど、先月辺りから、やたら目にした色んな鳥の雛や幼鳥。
可愛いのでついつい撮っちゃた訳ですが、せっかくなので、今まで撮った雛や幼鳥をまとめてお届けしてみます。
その前に
これまでの自分のエントリーでは、幼鳥と書く事もあったり、かと思えば雛と書く事もあったり、はたまた赤ちゃんと書く事もあったりと、色んな表現をしてきました。何をもって使い分けてたのかというと、単にその個体を見た時の自分の印象です(；^ω^)
で、ふと、本当はどの様な状態が「雛」で、どうなれば「幼鳥」なんだろう？と疑問に思ったので、google先生に聞いてみたところ、wikipediaの鳥類用語、繁殖の段にこうありました。
鳥類用語 - Wikipedia
- 成鳥（せいちょう、英：adult）
- 成長期を過ぎた鳥のこと。
- 親鳥（おやどり）
- 繁殖中、育雛中の成鳥のこと。
- 雛（ひな、英：chick）
- 孵化直後の鳥。または、巣立ち前の幼鳥・若鳥を指す場合もある。
- 幼鳥（ようちょう、英：juvenile）
- 孵化後、主に羽根が生え揃った後、第一回換羽までの時期を指す。
- 若鳥（わかどり、英：immature）
- 第一回換羽から、成鳥までの時期を指す。一般に、この時期になると自力で飛ぶことができる。
ふむ、成育状況的には雛が最も幼い段階で、次いで幼鳥、若鳥となる感じでしょうか。個人的には言葉の印象通りです。時系列で図にするとこんな感じでしょうか。
孵化直後から成鳥までを雛と呼ぶ事もあるとの事なので、成育段階がよくわからなければ、雛と表現するのが無難なのでしょうか。でも、雛って巣立ち前のイメージで、かなり幼い状態に思えるので、巣立ち済みであれば幼鳥と表現するのが無難なのかな。
先にも書いたけど、これまで自分はここまで厳密に成育状況に応じて呼び分けてた訳ではないし、これからも厳密に呼び分ける事はない*1と思うので、あまり気にしなくてもいいのかもしれないけど、調べてみたらこんな感じだったので、せっかくなので載せてみました。ただ、間違ってる可能性もあるので、その場合はご指摘くださるとありがたいです。
ちなみに、第1回換羽ってのは、
ダウンのような軸がない羽毛が綿羽、１本の軸を中心に膜のように広がる羽毛が正羽で、ひなが孵化してから最初にまとう正羽が幼羽です。幼羽をまとった鳥を幼鳥と呼びますが、スズメのように幼羽は色が薄いなどの特徴があっても、巣立つとすぐに成鳥と変わらない大きさになるのが一般的です。秋までに換羽すると第１回冬羽、続いて翌年春に換羽すると第１回夏羽と呼び、第１回冬羽で全身の羽が成鳥と変わらない羽色になるスズメやヒヨドリのような種と、上図のアカハラのように翼などの一部に識別可能な幼羽が残ることで、若いことが見分けられる種がいます。ウミネコでは第３回夏羽を経てから翼端の白斑、くちばしや足の色も含めて成鳥の姿になるものが多いようです。
教えて？安西さん 第32回 | 野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FAN | 日本野鳥の会
にある様に、第1回冬羽への換羽の事を指すのでしょうか？
ん？ここでは幼鳥の定義は幼羽をまとった鳥とあるぞ…
ある事を調べ始めると、それに付随してどんどんわからない事が出てくる事がままありますが、正に今その状態です。なんかドツボにはまってきそうなので、この話はここらで一旦置いておく事にしましょう(；^ω^)
そうそう、この件を調べてる時、鳥の色んな部位の名称を図でわかりやすく説明してるサイトを見つけました。
初列風切(しょれつかざきり)や大雨覆(おおあまおおい)など、野鳥の部位を指す言葉を目にする事があると思いますが、それがどこを指すのかがわかりやすく載ってます。興味があればご覧ください。
鳥類各部の名称 翼各部の名称 頭部諸線の名称 嘴・眼の名称 ...
その割には
エントリーのタイトルはちびっ子としました(；^ω^)
というのも、先に書いた様に厳密に呼び分けたりしないのと、雛・幼鳥・若鳥まとめとかだとどうも語呂が悪い様に思えて、だったらもう鳥類用語とかに関係無く、全部ひっくるめられた感じのちびっ子でえぇやん*2と。その方がより可愛らしいし、充分伝わると思いますし。
ようやく本題
さて、ようやくここから本題、ちびっ子たちの写真を貼ってきます！といきたいとこですが、長くなっちゃったのでちびっ子たちの写真は次回以降に…(；^ω^)
今日の瓢箪池
何やらムシクイが出たみたいだけど、自分の時には何もいなかった…(；´∀｀)
じっとしてても汗が滝の様に流れてきたので、1時間も居らずに撤収。
