それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

本命にはふられたけど…

今夏より本格的にはまったトンボですが、是非、見てみたいと思ってるトンボがいます。
以下の三種です。

最初のマルタンヤンマは、日本で最も美しいと言われるヤンマらしく、♂の青い体色、そして吸い込まれる様な青い眼がすごく綺麗なヤンマです。
二番目のハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボで、一円玉くらいの大きさしかないトンボです。はてなブログでも、ともさんが撮ってられますね。
で、最後のナニワトンボ。このナニワトンボはアカネ属に属するトンボなので、いわゆる「赤とんぼ」になる訳ですが、にも関わらず、♂の体色は青いんです。赤とんぼなのに青いなんて面白いですよね~( ^ω^)
そんなナニワトンボが早くも出てるって事を聞いたので、早速、探しに行ってきました。

池に到着。今日も暑い。めちゃくちゃ暑い。殺人的な暑さです。
今日は夕方から用事があるため、のんびり探してられません。ちゃちゃっと見つけて、ちゃちゃっと帰ろう、そんな事考えながら探してましたが、そうは問屋が卸してくれません。

いるのはウスバキトンボばかり。ナニワトンボいません、見つけられません…(;´Д`)
限られた時間で、いそうな場所を何度か往復し探しましたが、残念ながら帰らないといけない時間、タイムアップです。ガッカリしながらも、帰りつつトンボ探ししてると、何やら大きなトンボがぶら下がってるのが目に入りました。

この子です。
ネアカヨシヤンマ♀
結構大きくて、最初はオニヤンマ!?と思いましたが、何か違うぞと。なんのトンボかはわからないけど、とりあえず坊主は免れたかな!?なんて思いながら帰りましたが、PCに取り込んでみてびっくり!坊主どころか、大阪府のレッドリストでVU*1に分類されるネアカヨシヤンマの♀だとわかりました。
ネアカヨシヤンマの♂もマルタンヤンマ♂みたいに青い目をしてるので、出来れば♂に会いたかったところですが、贅沢言っちゃいけませんね(;^ω^)

ネアカヨシヤンマ以外にはリスアカネ。
リスアカネの逆立ち
ウスバキトンボ、シオカラトンボの次くらいに多かったかも。
で、時々、こんなポーズしてるトンボ見ますが、何か意味あるんだろうか!?と思ってgoogle先生に聞いてみたら、オベリスク姿勢っていうポーズみたいで、体温調整のためにしてる様です。

時々、ナニワトンボ!?とドキッとさせてくれたオオシオカラトンボ
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本命は見つけられませんでしたが、本命よりも珍しいトンボを見る事が出来て、くそ暑い中、遠くの池まで行った甲斐がありました。
他にはオニヤンマやオオヤマトンボ、後はよくわからないトンボもいて、ナニワトンボ以外にも楽しめそうな池でした。
来週の日曜日までお盆休みで、時間はたっぷりあるので、明日もまた行ってみようと思います(;^ω^)
明日こそ、ナニワトンボに会えるといいな~。

*1:絶滅危惧Ⅱ類、絶滅の危機が増大している種。