危うく
今日は夏のサナエでも撮れないかなと、アオサナエの川へ。
コオニヤンマが至るところにいる中、少し小さめのトンボを発見。
オナガサナエでした。
朝から暑かったからか、オベリスク姿勢をとってました。特長的な尾部付属器をアピールしてるかの様です。にしても、尾部付属器を見る度、ズゴックの手を思い浮かべます(;^ω^)
もう一種期待していたのはオジロサナエでしたが、こちらは河原の草が刈られてたせいか、見当たりませんでした。
ここまで来たんなら、撮っとかないといけないグンバイトンボ。さすがにこの前よりも数は減ってて、見た数は10+程度でした。そろそろグンバイトンボも終わりなんでしょうね。
♂。
♀。
軍配の無い♀はモノサシトンボとそっくりですが、大きさが一回り小さいのと、眼後門で見分ける事が出来る様です。
オレンジ色で囲ってる、複眼を繋ぐ様に渡ってる眼後門が見えれば、グンバイトンボの♀です。
ホソミイトトンボ♂も居ました。
アオハダトンボはさすがにもういなくなってて、代わりにハグロトンボがうじゃうじゃ。
他にはキイトトンボ、アオモンイトトンボを見ました。キイトトンボをここで見たのは初めてな気がします。
この後、近くを2箇所ほどチェックしてみるも、これといったトンボはいなさそうだったので、ガラッと場所を変えて去年オオルリボシヤンマが飛びまくってた池に行ってみる事に。
この池、辿り着くまでがなかなか大変で、ロッククライミング的な感じで岩山を登ってかないといけません。時間は一番暑い時間帯の13時過ぎ。日陰に入ればかなり涼しいので何とかなるだろうと登り始めるも、途中で目がチカチカしたり立ちくらみしたりと、軽い熱中症っぽい症状が。
転げ落ちたりするとかなり危ないので、ここは無理せずお山を下りる事に。
時間はまだ2時過ぎ。水分補給して少し休憩すると体調も戻ったので、すぐ近くの川でヤンマのぶら下がりを探す事に。
ハグロトンボばかりの中、1頭だけミヤマカワトンボが。
ssが上がらないのでアンダーで撮って、あとは現像で何とかしようと思ったんだけど、目一杯露出をプラス補正しても、ここまでしか明るく出来なかった…。それでも辛うじて翅の帯が見え…ないかな、これじゃ(;^ω^)
期待していたのはマルタンヤンマやヤブヤンマだったんですが、残念ながら見当たりません。ここまで来たのに何も無しかぁ、今日はパッとしない一日になりそうだな、なんて考えながら藪の中を歩いてると、自分に驚いて飛ぶヤンマらしきトンボの姿が。
(゜ω゜)ktkr!!
とまれ~!と念を送ると、とまってくれました。(>ω<)ヨシッ!!
双眼鏡で確認。ん!?マルタンヤンマやヤブヤンマではない様な!?
なんかくびれてる、ボン・キュッ・ボンなこのトンボはもしや…という訳で、一番期待していたマルタンヤンマではなかったものの、コシボソヤンマを見つける事が出来ました。
この写真じゃわかりませんが、副性器がなかったので♀ですね。
枝と重なって少し見辛いですが、腹部第3節がくびれてるのがわかると思います。このくびれからコシボソヤンマの名が付けられた様です。
別の場所でも。
こちらも♀。同じ個体かもしれません。
かなり暗い場所だったのでフラッシュ焚いて撮ってみたんですが、所詮フラッシュはストロボとは違っておまけ程度、無いよりはマシって感じですね。まぁ、フラッシュの使い方、焚き方がよくわかってないってのもありそうだけど(;^ω^)
今日もめちゃくちゃ暑い日でした。にもかかわらず、色々まわって体力使った最後に岩山登りなんて、さすがに無茶でした。危うく熱中症になるところでした。
もう若くない><んだし、もうちょっと計画的にまわらないといけないなと感じた今日のトンボ遊びでした(;^ω^)