それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

帯翅尽くし

今日は先週ふられたミヤマアカネを探しにいってみる事に。

先週の場所は関西のミヤマアカネのメッカみたいな場所だったにもかかわらず、1頭も見られなかったので、今日は検索を駆使して(笑)、前日に見られている場所へ。

ポイントに到着。
川からゴーゴーってな感じの音が聞こえてきます。未明の雨で水流が増してる様です。
ミヤマアカネは赤とんぼにしては珍しい流水種らしいですが、それにしてもここまで流れの強いところに居るんだろうか!?と心配になりましたが、探し始めてすぐに見つかって一安心(;^ω^)

という訳でミヤマアカネ。
まずは成熟♂。
ミヤマアカネ♂
警戒心の強い種なのか、なかなか近付かせてくれず、マクロレンズで撮るにはかなり難儀しました(;^ω^)
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ひいた写真も。
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って、単に近付かせてくれないので離れて撮っただけですが(;^ω^)

♀。
ミヤマアカネ♀

場所を変えようと移動してる途中、何やら良さ気な川が。
車を停めてチェックすると、あっさり見つかりました。第2R開翅もとい開始です(;^ω^)
♂。
ミヤマアカネ♂
オベリスク姿勢。
ミヤマアカネ♂
ミヤマアカネ♀腹部挙上姿勢
青空バックで。
青空と帯翅
うっすら黄色味を帯びた翅に光が当たって、キラキラ金色に輝いて綺麗でした。

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実際はもっと綺麗だったんだけどなぁ…(;^ω^)
笑ってる様です( ^ω^)
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ミヤマアカネ以外に見たトンボ。
ナツアカネ
ナツアカネ♂
ナツアカネ♀
上が♂で下が♀。交尾してるペアもいましたが、残念ながら撮れず。

マユタテアカネ♀翅端斑型。
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鳥さんも。
コシアカツバメ幼鳥。
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親鳥にご飯をもらってました。9月に入ったというのにまだ子育てしてるんですねぇ…(;^ω^)

イソヒヨドリ
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♀と思ってましたが、ぐぜりの様な囀りの様な、そんな感じで鳴いてたので若い♂かもしれません。海から10km以上離れた山間部なのにイソとはこれ如何に。もう、イソヤマヒヨドリにでも改名すべきです(;^ω^)

おまけ。
移動中の山道でタヌキが。
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子ダヌキだからか、警戒心低めでした。川に向かう途中ではタヌキと思しき轢死体も見たし、この辺りはタヌキが多いのかな。ちょこちょこ道路に出てたので、車に轢かれなきゃいいんだけど…。


最初の川のミヤマアカネの成熟♂、川のそばの畑の持ち主のおじいさんに許可もらって撮らせてもらったんですが、先日の大雨で畑が水没したらしく、サツマイモ畑だったんですが、今年の収穫は厳しそうな状況でした…。

おじいさんに「百姓やらんか?」と言われましたが、自然相手の仕事ってホント大変だろうなって思います。休みもないだろうし、今回の大雨にしたって、誰にも文句言えないし。自分には到底務まりそうもありません(;^ω^)

そんなおじいさん、ご自身の事を「農家」ではなく「百姓」*1って表現されてたのが、なんか良いなって思いました。まだまだ大変な状況にもかかわらず、快く畑に入って撮らせてくれて、ホント感謝感謝でした。

今日はお城にヨタカが出たらしく、界隈のブログは軒並みヨタカのオンパレード。
かくいう自分はといえば、ヨタカばかりでお腹いっぱいのあなたのために今日もトンボ…(;^ω^)(強がり)

*1:「百姓」は差別用語だとの意見もある様ですが、「百姓であるという事は百の仕事をこなすということだ」との考え方もある様で、そんなお百姓さんのおかげで野菜やお米が食べられてるんですから、自分も同様に思います。