それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

新たなエンベリザ

今日は一日中雨だと思ってたら、いつの間にかベランダの向こうが少し明るくなってます。それでも空一面は雲。さすがに晴れ間は望めませんが、すぐに雨が降ってきそうなほどでもなかったので、少しくらいなら遊ばせてもらえるかな!?ベニマシコの♂をなんとか撮れないかと河川敷へ。

土手からワンドへ下りるとユリカモメがふわふわ飛んでました。
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お天気が今一つなだけに、撮れるもんは撮っとかないとなと、この時はそんな事を思ってました(;^ω^)

ワンドにコサギ
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撮れるもんは撮っとかないと(;^ω^)

砂利広場にホオジロ♀。
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♂もいるんだけど、ファインダーの向こうにいるのはなぜか♀ばかり(;^ω^)

鉄橋ワンドの水路の端っこにコガモ♀。
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警戒心の薄い子なのか、人が近くにいても逃げたりする事はありませんでした。おそらく、先日見掛けたコガモの♀と同じ個体じゃないかと思われます。普通は群れで生活してるので、この子だけはぐれちゃったんでしょうか…。

本流の遠くにヒドリガモとはちょっと違ってそうなカモが。
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オナガガモの♀かな!?いる所にはいくらでもいるオナガガモも、地元ではあまり見ないカモなので、見つけると撮りたくなるカモです。でも今日はさすがに遠すぎてはっきりわからないので、タグは付けられないかな。

ここまでお目当てのベニマシコは声すら聞けず。雨上がりにくわえ、風が強かったのも良くなかったのかもしれません。
パッとしないし、もう帰ろうかなぁ…と思ってるところでホオアカの声。
探すと見つかりました。
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風が強い上に草が被ってるのでピントが合わず…。なんとかマニュアルでピントを合わせようとしましたが、ダメダメでした…(;^ω^)

もう少しマシなのを撮れないかと粘ってると、草の低いところに何やらとまりました。
被ってるせいでピントが合いません。それでもお構い無しで撮ったのがこの写真。
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あれ!?ホオアカじゃない!?じゃあ何!?カシラダカ!?いや、それも違う。オオジュリン!?それもちょっと違う。もしかして…!?とある鳥さんの名前が頭に浮かびましたが、この写真じゃ確信が持てません。なんとかそれとわかる写真が撮れないかと粘って粘って撮ったのがこちら。
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トリミング。
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やっぱりというか、この子、コジュリンですよね。同じジュリンの名が付くオオジュリンは葦や背の高い草にとまってるのをよく見掛けますが、この子は背の低い草むらや、時には地べたに下りたりもして、オオジュリンよりも地元では比較的見掛けるホオアカに似た行動をしてました。ただ、見た目はホオアカよりも茶色っぽく見えた気がします。2羽で行動している事が多かったので、もう1羽いるかもしれません。
コジュリンは地元でも見られる可能性のある鳥さんだとは思ってて、見てみたい、見つけたい鳥さんの上位でもあっただけに、実際に見つけるとちょっとドキドキでした(;^ω^)
地元で越冬してくれるのか、移動の際に立ち寄っただけなのか。前者の様な気がするので、リベンジのチャンスはあるかな!?今度はもう少しマシな写真が撮りたいところです。

コジュリンを探してると、近くからホオアカの声が。見ると地べたに下りてました。
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どうせ画にならないシチュエーションならと、少しづつ近付いてったんですが、散歩の人が歩いてきたため飛ばれちゃいました。仕方ないですね(;^ω^)

地べたのホオアカを撮ってると、また雨がパラパラ…。
コジュリンも何とか撮れたし、撤収する事に。


コジュリンの学名Emberiza yessoensis
って事は、この子もエンベリザの仲間なんですね。これまでに自分が地元で見たエンベリザは

の6種でしたが、新たにコジュリンが加わって7種となりました。次に見られる新たなエンベリザはなんになるのか。ノジコかミヤマホオジロクロジか。シベリアジュリン辺りもチャンスはありそうです。何にせよ今冬にもう1種…はさすがに望み過ぎか(;^ω^)