それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

地元をじっくり

今日も河川敷へ。7時過ぎまで寝てたので、ゆっくりめの8時前に到着でした(;^ω^)

まだワンドにミコアイサがいるか気になりはしたものの、まずはいつも通り、鉄橋ワンドへ向かいます。すると、砂利広場手前の土手の斜面でチョッチョの声。ホオアカの地鳴きです。あっさり見つかりました。
ホオアカ。種子的なものを食べてました。
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正面顔。
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フラメンコダンサーよろしく、草をくわえて(;^ω^)



写真は全部同じ個体。首元の黒い部分がT字になってるのと、その周囲に茶褐色の斑が図鑑の♂とよく似てるので、♂でいいのかな。

ツリスガラに期待して鉄橋ワンドへ。しかし、聞こえてくるのはベニマシコのフィッ、フィッ、フィッポの声だけ。まずはベニマシコでも撮りますかねと、歩き出したところで足下から鳥さんが飛び出してノイバラにとまりました。
アリスイでした♪( ^ω^)
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アリスイは飛来当初のまだ縄張りが決まってない秋口と、春にはよく見掛けるんですが、寒い時期はあまり目にしなくなります。徐々に暖かくなってきてるので、これから見掛ける頻度も上がるかな!?

近くにはアオジも。
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レモン色のお腹が綺麗です。しかし、この色合いで青鵐ってのはどうなんでしょうね。しかも、キアオジとかもいるし(;^ω^)

フィッ、フィッのベニマシコ。
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今日はまぁるくもふもふ、可愛く撮れたなぁと自画自賛です(;^ω^)

ふと見上げると、チュウヒが。
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逆光気味だったのでわかりにくいけど、チュウヒであってるはず(;^ω^)
下流ではよく見掛けるチュウヒも、地元ではたまにしか見掛けません。そういや、今季の下流のチュウヒはどうなんだろう!?今度、探しに行ってみようかな。

期待していたツリスガラは一向に出てきてくれません。そういや、メジロガモの雑種を見てない事を思い出したのと、ミコアイサもまだいるか気になったので、城北ワンドをチェックしに行く事に。しかし、橋の下のワンドにはメジロガモの雑種もミコアイサも居ません。更に北側のワンドも見ていきますが、やはり居ません。
結局、今日はメジロガモ×アカハジロは見られずでした。昨日も見られてない様なので、いよいよ、その時が来たのかも…!?って、これまでもしばらく見当たらないと思ってたらひょっこり見つかったりしてきたので、今回もあっさり見つかるかもしれませんが(;^ω^)

また鉄橋ワンドへ戻ろうとしてると、聞こえてきたあの声。ワンド間の細い道からアオジの郷へ入っていくと見つかりました。
ツリスガラ♪( ^ω^)


セッカも顔負けの大股開き(;^ω^)
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最初は順光側で撮ってたんだけど、遠いのと手前の葦が被って話にならないので逆光側へ。光線に風で葦が揺れて条件は良くなかったものの、なんとかそこそこのは撮れたかな(;^ω^)
5羽くらいの群れでした。この後、高校裏の水路、鉄橋ワンドでも声は聞いたものの、ともに姿は見られず。少し風があったので、見易いところには上がってきてくれなかったんですかねぇ。

ツリスガラの後はこれといった出会いは無かったんですが、ハイタカの島の前を歩いてると、地面に気になるシルエットが。双眼鏡で確認すると、オオタカの幼鳥でした。
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で、嘴に何かくっついてる様な!?と思ったら、どうやらお食事の後だった様で、足下には何やら嘴の様なものも写ってます。それぞれ丸囲みで切り出してみましたが、どうやら獲物はハシボソカラスじゃないでしょうか!?*1よくカラスに追われたり、ちょっかいかけられてるところを見掛けますが、オオタカもいつもやられてばかりではないって事なんですね。
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この子、しばらくは全然動かなかったので、まさかの置き物、剥製疑惑も出たんですが(笑)、さすがにそんな事は無く、首を動かしたり、しまいには糞までしてくれました。それにしても、オオタカのお尻って、座布団みたいになってんですねぇ。お尻に優しそうです(;^ω^)

オオタカの糞を見届けたところで、寒くなってきたし、撤収する事に。


風こそ少しあったものの、そんなに寒くはなかったからか、ツリスガラに最後はオオタカの幼鳥も見られて、楽しい一日になりました。朝は少し遅かったけど、最近にしては遅めの16時過ぎまで頑張った甲斐があったってもんです。いつもこうだといいんだけどなぁ(;^ω^)

*1:黒い羽毛が足下に散らばってたので、最初はオオバンかと思ってましたが、嘴の形・大きさからカラスの様です。