それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

今朝の河川敷と羽化殻数え

このところお天気悪かったり、寝坊したりで河川敷に行けてませんでした。
なもんで、今日になってようやく7月最初の更新です。ダメダメですなぁ(;^ω^)

で、月曜日以来の河川敷だった訳ですが、河川敷に着いて土手を降りようとすると、土手の斜面の草が刈られてるのが目に入ってきました。セッカが営巣してなかったか気になりましたが、刈らない訳にもいかないでしょうし…。湿気のせいか、夏草、草熱れの臭いがしてきます。いよいよ夏も本番か…なんて事を考えながら、勢いよく坂を下ってワンド周りへ向かいます。

雨上がりの雨露でズボンやシャツが濡れますが、気にせず*1羽化観察ポイントへ。
羽化中のトンボの姿は無し。羽化殻を探すと、さすがに月曜日以来って事もあってか、オオサカサナエ5、メガネサナエ1の羽化殻を回収出来ました。雨でいつもより一層足下が滑りやすいので、羽化ポイントでの観察はそれまでにして、他に何かいないか探します。

鉄橋ワンドの水路にゴマダラカミキリがいたのでパチリ。
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ちょっと失敬(;^ω^)
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捕まえるとキィキィみたいに鳴くんですが、実際は鳴いてるのではなく、頭と胸の間を伸び縮みさせて音を出している様です。この時期の河川敷では色んなところで見掛けるので、ちょうど今頃一斉に発生してるのかもしれません。

高校裏で騒がしく鳴く鳥の声が聞こえてきました。
2羽のチョウゲンボウでした。
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今日もマクロレンズしか持ってってなかったので、これくらいにしか写せません(汗)
最近は地元でチョウゲンボウを見る事はあまりなかったんですが、以前はよく高校裏で見られたんですよね。また、戻ってきてくれたんでしょうか。であれば、被写体の少ない時期なので助かるんですが(;^ω^)

チョウゲンボウを見られたところで仕事へ向かいました。

ちょっと写真が寂しいので月曜日の写真からハグロトンボ。

地元河川敷にも少数ながらハグロトンボがいます。河川上流の薄暗いところ等にはこのトンボがうじゃうじゃ居たりするんですが、ハグロトンボは数が多いとなぜか気持ち悪く感じるんですよねぇ(;^ω^)

さて、タイトルの件。
これまでに回収した羽化殻を数えてみました。
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まず最初に、先日のエントリーでも書いた、左下のコヤマトンボかキイロヤマトンボかよくわからなかった羽化殻。sさんに確認したところ、キイロヤマトンボとの事でした。地元でキイロヤマトンボが羽化してたとは!残念ながら羽化や成虫は見られなかったけど、今後見られるかもしれないとわかっただけでも嬉しい!( ^ω^)
で、右上の4つがメガネサナエ、その左に3段で並べてるのがオオサカサナエで数は19、右下の2つがオナガサナエ、その左の2つがコオニヤンマ、で左下のキイロヤマトンボ1と、全部で28個の羽化殻を確認出来たんですが、これ以外にもタッパが無くて仕方なくコンビニ袋に入れたが為に、8個程度の羽化殻がボロボロになってよくわからない状態になっちゃってました…。そのほとんどがオオサカサナエで、1個がメガネサナエっぽいのがあったので、それを加えると

ガネサナエ 5
オオサカサナエ 26
オナガサナエ 2
オニヤンマ 2*2
キイロヤマトンボ 1

となりました。
地元河川敷にはメガネサナエ属のトンボが多いのがよくわかったんですが、メガネサナエよりもオオサカサナエの方が多いのが嬉しい誤算といったところでしょうか。まぁ、調べたのが今年だけなので、たまたま今年がオオサカサナエの当たり年だっていう可能性が無くはないですが。今シーズンもまだしばらくは続けるのと、来年以降も調べてみようと思います。
あと、関西で見られるメガネサナエ属で、同じ様に名前に地名が含まれているナゴヤサナエは居ないのかな。図鑑の生息環境を見る限りは、居てもおかしくないんだけど。


今日もupはこんな時間に…。明日はなんとかお天気はもちそうなのに、こんな時間まで起きてて、朝起きられるのかしらん…(;^ω^)

*1:いやいや、そこは気にしろよ!っていう…(;^ω^)

*2:プラス、羽化の写真を撮った翌日に回収出来なかった羽化殻があるので、それを加えると3になります。