それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

最近の鳥

4月23日~25日の写真。

4月23日

コサメビタキ
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河川敷で見られるサメビタキ属で一番見易いのがこのコサメビタキ。春、秋どちらの渡りの時期にも大抵見られる。ちなみにサメビタキを河川敷で見た事はまだ無い。都市公園でも見られるくらいなので河川敷も通ってる筈だけど、低地よりも少し山あいで見られるイメージがあるので、環境的にあまり合ってないのかもしれない。まぁ、いずれ見つけるけど(笑)

4月24日

キビタキ
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1s。ちょろちょろ飛び回って撮り難かったけどなんとか。渡りも中盤、折り返しに入ってくると若い個体の比率が上がってくる。

オオルリ
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藪の中をのぞくと雌雄が1羽づつ。午前中には見当たらなかったので、午後になってから入ってきたのかな。♂は1sだろうか。

4月25日

キビタキ
キビタキ第1回夏羽
キビタキ第1回夏羽
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1~2枚目は1s、3枚目はadかな。2枚目、ちょっとだけ小枝が被ってしまったのが残念だった。

ホオアカ。
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まだ居たホオアカ
前エントリーでは毎日の様にぐぜってるのを見掛ける、って書いたけど、中旬頃から見られなくなったので、さすがにもう渡去したんだろうと思ってたら、地鳴きが聞こえてきて探すと居た。いつもの場所だし、越冬個体の可能性は高いけど移動の個体の可能性もありそう。

センダイムシクイとエゾムシクイ。
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1~2枚目がセンダイムシクイ、3~4枚目がエゾムシクイ。それぞれ初認は4月14日と4月19日に済ませてたけど、どちらもなかなか撮らせてもらえず、ようやくこの日に撮影出来た。特にセンダイムシクイが遅かった印象で、例年よりも1週間くらい遅かった様に思う。

オオルリ
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ノゴマ
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ノゴマコルリが入ってそうなブッシュをのぞいたら何やらゴソゴソ動いてたので、よーく見てみたらノゴマが居た。ちなみに前日の個体とは別個体で、そっちの個体はこの日も盛んにぐぜってた。


3度目の非常事態宣言が発令されたけど、河川敷は少し人が減った程度*1でほとんど何も変わってない印象。まぁ、かくいう自分も自粛せず鳥見してるしね…。ただ、バサーやランナー、自転車乗りのマスクしてない率がひどくてひどくて。感覚だけど半分くらいしてない印象。この時期にマスクしないとかどういう神経してんだか。外出するんなら最低限マスクぐらいしろよと。

*1:駐車場が閉鎖されてるので、車で来てた連中がこ来れなくなった分減ってる程度。

最近の鳥

更新する気があるうちにエントリーあげないとまーた止まっちゃいそうなので頑張って更新、4月20日と4月21日の写真です。

4月20日

ヤマガラ
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里山みたいなとこ行けば大抵見られるし、都市公園とかでも冬場なら普通に見られて、ぶっちゃけあまり写真を撮る事はない鳥なんだけど、地元では話は別。これまでに地元で見た回数は、片手で足りるか足りないか程度の結構レアな鳥。何気にこの日見た鳥では一番嬉しかったり。この時は3羽居た。地元でも毎冬越冬してくれたらいいんだけど。

オオルリ♂。
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ようやくの初認。実際はもう少し早く入ってたとは思うんだけど。今春の渡りは例年並かちょっと遅いくらいの印象で、見られる期間の短いオオルリは下手すりゃ見られないかも!?と少し心配もしたけど、今春も出会う事が出来て何より。2羽の♂が居た。

キビタキ♂。
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こちらもようやくの初認。オオルリと違ってキビタキは見られる期間が長いので、さすがに外す事はないと思ってたけど、初認がここまで遅れたのは想定外でした。

ノゴマ♂。
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初認は18日の日曜日でぐぜりを確認。この日も盛んにぐぜっていて、18日と同じ場所なので同一個体か。ちなみに今日(21日)もぐぜりを確認してるので、日曜日からの個体がずっと居るのなら4日は滞在している事になるけどはたして。

4月21日

クロジ♂。
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4月20日撮影。最初に見つけた時はリュックからまだカメラを出してなくて、慌てて準備したもの飛ばれてガッカリするも、同じ個体かはわからないけどなんとか再発見。まぁ、後ろ姿しか撮れんかったけど。それにしても今春はクロジによく出会う。移動の時期に通ってるのはわかるんだけど、これほど見掛けるのは今年が初めて。今まで見落としてたんだろうか。


20日夏鳥3種と地元でのレア種ヤマガラが見られて非常に楽しめた朝でした。
21日も好きなクロジが見られたし、ぐぜりを録音できたノゴマ、エゾムシクイの囀り、キビタキ(地鳴き)を確認出来て悪くない朝でした。

おまけ

ツグミの囀りを録音してxeno-cantoにあげてみた。綺麗な声なので是非聴いてみてください。

最近の鳥

2021年最初のエントリー、ってもう4月も後半だけど。

某県の鳥

昨年末に仕事で某県に行く事になって、それが日曜日だったもんだから、翌日を振休にさせてもらって、出張先でちょびっと鳥見してみたっていう。
で、その時のクロジ♂。
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1wかな!?某所で見られた鳥は他にはジョウビタキイカル程度。レンタサイクルを借りたので、他に某川河口にも行ってみたんだけど、強風のせいか見られたのはヒドリガモ、チュウヒ、ノスリ程度。総じて某県での鳥見はパッとしない感じでしたが、名物は旨かった!
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3月までの鳥

ここからは地元の鳥を。前回エントリーから3月までに見られた鳥を何種かピックアップ。
ツクシガモ。
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2020-2021冬の地元の冬鳥は全体にパッとしなくて、この日も何もおらんなー、なんて思いながら自転車漕いでたら本流にハクチョウかよ!?ってくらいデカく見えるカモが。まー、色合いからすぐにツクシガモってわかったんだけど。地元で見たのは2年振り2度目かな。ダッシュで対岸に向かったのに着いた時にはもう居ないっていうお約束展開でゲンナリしたんですけどね…。

ハチジョウツグミ
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トウネズミモチの実をヒヨドリツグミが騒がしくしながら食べてるのを見てたら、その中に混じってるのを見つけたのが昨年末。以来、週末の度にチェックしてたんだけど、2月頃には見られなくなった様に思う。自分が見たハチジョウでは一番赤味の強い個体かもしれない。GC斑が見られるので1wかな。4枚目は下尾筒のドアップ。綺麗ですよね、いい色合い。で、来年9月に改訂される第8版ではハチジョウツグミが種に格上げされるらしい。まぁ、twitterで知った受け売りだけど。twitterやってると自分じゃ知りえなかっただろう知見を得られるのが有難い。ちなみに現段階での第8版リストも公開されているので、興味のある方は見てみるといいかも。

カイツブリ
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面白いポーズ。可愛い。

タヒバリ
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初認時は4羽居て、そのうち3羽になって、最終的に越冬したのは2羽。写真は全部同じ個体で、この個体は警戒心もそれほどでもなく、待ってれば3mくらいまで寄ってくる事も。もう1羽は警戒心強めであまり近くに来てくれなかったので写真は無し(笑)。5枚目は何かをくわえたところで6枚目は同じ写真を切り出したもの。カピカピに乾燥したミミズ!?ここ数年は越冬してくれているタヒバリ*1。見辛くなった種が多い中、見られる様になる種が増えるのは有難い事。来冬も来てくれます様に。最近見掛けないのでさすがにもう渡去したんだと思ってたら、4月16日時点でもまだ居た。

チュウヒ。
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チュウヒの雌雄や年齢について自分はわかってないけど、twitterに写真をあげたら雌jvと教えて頂いた。感謝。1月31日に撮影したものだけど、1月3日にも見てて、おそらく同じ個体だと思う。31日以降は見てないので、下流の個体とかが地元まできたのか、地元のどっかに居るんだけど見つけきれてないのか。その下流まで行けば比較的見易いけど、やっぱり地元で見たいのよね。

オオアカハラ
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なかなか写真を撮らせてもらえず*2にいたけど、1月31日にようやく撮影する事が出来た。写真は同日やそれ以降に撮ったもの。1~3枚目(A個体)、4枚目(B個体)の2羽が居て、A個体の方がナンキンハゼを食べに出てきたり、ツグミやヒヨがナンキンハゼに来ると追い払いに出てきたりとよく観察・撮影されていた個体。B個体は警戒心が強くて、この時は水を飲みに出てきたところを何とか撮影出来たんだけど、目にする機会は少なく、この後もすぐ藪に引っ込んだ。5枚目が比較写真で赤枠がA個体青枠がB個体。下嘴の色やGC斑の有無で見分けられる。B個体は1wで問題無いと思うんだけど、A個体もGC斑は見られないけど、大雨覆のギャップから1wかもしれないとの事。年齢の識別も難しい…。で、いつも書いてるけど、冬季に見られるアカハラオオアカハラでまず問題無いです。毎冬来てた♂は今冬は見られなかったけど、この2個体ともオオアカハラです。識別ポイントもそのうち記事にしたいんだけど、アカハラの良い写真が撮れんのよね…。

ホオアカ。
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毎年地元で越冬してくれるホオアカ。年によっては見辛い年もあるけど、今冬は比較的見易かった様に思う。1~3枚目は1月に撮影したイヌムギ?を食べてるところ。4枚目、この時は全然逃げなかったので、じわじわ近付いてドアップで撮ってみた。なんか尾羽が見えないけど、欠損してはないので写真左手に隠れてるだけなのかな。

キレンジャク
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2月28日の撮影。ホオアカ探してると背後からヒーヒーの声がして、あれ、これって…!?と振り返ったら遠くの木の樹冠部にそれらしきシルエット。距離を詰めて確認しようとした途端に飛ばれたけど、飛んだ方向を探してたらなんとか再発見、撮影出来た。レンジャクは例年行く所に行けば見られる鳥だけど、地元じゃそうもいかないし、それでもヒレンジャクについてはたまに見掛けてたんけど、キレンジャクを地元で見るのは2度目、実に8年振りの出会いでした。しかもこの時の群れは3羽ともキレンジャクで、あとでまた貼るけど、今季のレンジャクは全部黄色っていう贅沢な悩みも(笑)

ツリスガラ。
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3月7日撮影。下流の葦原では1月くらいには入ってるのかもしれないけど、地元ではこの日が初認。下流に比べて初認は遅れるけど、順光で撮れて、うまくいけばかなり近くで撮れる事もあるので、地元で観察・撮影する方がよっぽどいいと思うんだけど、皆さんそうじゃない様で。まぁ、この時は距離はそこそこあったけど。結構大きい声で鳴いてた割に、この時居たカメラマン10人くらいが誰も気付いてなかったのにはびびった。

アメリカヒドリ♂。
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アメリカヒドリ×ヒドリの♀。
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嘴基部の黒斑の比較用に↑の2枚の嘴基部を切り出し。上が今季、下が昨季。
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いつまで経っても来てくれず、昨季限りかと諦めてたアメリカヒドリ♂だけど、そろそろ冬鳥が渡去し始める3月23日になってようやく見つかった。まぁ、今冬の地元のカモはパッとしなかったので、チェックがあまかった可能性も否めないけど、3月上旬には居なかったっていう話も聞いてるので、地元に来たのは早くても3月中旬以降だと思う。写真にある通り、♀と常に一緒に行動していて、その♀も昨冬の個体と同じアメリカヒドリ×ヒドリの雑種♀で間違い無い筈。昨冬の番のまま又来てくれたのは嬉しかったな。地元のアメヒは頭部の緑色帯が周辺に渡来してる個体と比べて色合いが鈍くて嘴基部の黒斑も目立たない、ちょっと地味目な個体だったんだけど、嘴基部の黒斑は昨季よりも目立つ様になってきて、少し「らしく」なってきた印象。4/14現在もまだ滞在中。

コチドリ
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例年、3月には渡ってくるコチドリだけど、今春も例外ではなく無事3月23日に初認となった*3。2枚目にある通り、この日は3羽が見られて、1枚目の2羽および2枚目の奥の2羽は行動から番の様に思われた。干潟状になっていたワンドで盛んに採餌していたけど、最近は見掛けてない。声は聞こえてくる事があるので、周辺のどこかには居るんだろうけど。

4月以降の鳥

ここからは4月に入ってからの写真。なので、つい最近見られた鳥ばかり。相変わらず仕事は忙しいけど、この時期はさすがに朝から見ない訳にはいかないので、頑張って朝からフィールドに出てる(笑)
ホオアカ。
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ホオアカ
4月に入ってからというもの、毎日の様にぐぜってるところを見掛ける。写真は充分撮ってるんだけどそれでも撮りたくなるのは、やっぱり好きな鳥だからだろうな。今の時期は夏鳥探さないといけないので、あまり構ってられないのになぁ(笑)。2枚目はグリーンバックのいい所でぐぜってたんだけど、その分センサーの汚れが…。SC持ってかなきゃな…。

ムクドリ
ヤマザクラとコムクドリ
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ツバメ、コチドリに続く夏鳥3種目はコムクドリでした。ヤマザクラ絡みは4月1日、5枚目は4月13日の撮影。ヤマザクラとの写真、もう少しうまく撮れなかったかなぁ。せっかくのシチュエーションだったのに残念。ともに1羽のみの観察だったけど、4月半ば頃から群れで見掛ける様になってきた。

キレンジャク
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4月4日と4月7日の写真。2月以降は見られなかったのが、4月に入ってまた見掛ける様になった。ヤナギの新芽を食べてる様なんだけど、来るのは同じ木ばかり。河川敷にはいくらでもヤナギなんて生えてるのに、なんでこの木にばかりくるのかわからん。不思議。10羽の群れだったんだけど、また全部キレンジャクで、今のところヒレンジャクには出会えていない。

クロツグミ♂。
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4月10日撮影。ようやくの夏鳥4種目。先にも書いた通り、今春の春の渡りは今のところ低調で、例年に比べて1週間くらい遅い印象。なので、オオルリキビタキはまだ未見で、4月14日にようやくセンダイムシクイ(s)を初認した。

キクイタダキ
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4月2日撮影。ヤナギの木をちょこまか高速で動いてる鳥が居て、センダイムシクイ!?メジロ!?いや違うなぁ、誰やねん!?って考えてたら、リンというかピンというか、か細い金属的な声が聞こえてきて、キクイタや!ってなった。写真撮る前にロストした時はやっちまった!って焦ったけど、時折聞こえる声を頼りになんとか再発見出来た。地元では鳥見始めた2012年以来、実に9年振りの出会い。1枚目の尾羽がブレてる写真、可愛くて結構お気に入り。

ツリスガラ。
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4月8日撮影。今季一番近かったのがこの時かな。地元の葦が年々減ってきてるせいなのか、徐々に見辛くなってきてる様に思うけど、例年、GW頃まで見られるので、まだ出会いはあるだろうから、もう少しマシな写真も撮れるだろう。

シメ。
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4月9日撮影。藪漕ぎしてたら頭の上から声がしたので探すと居た。夏羽のシルバーの嘴が格好いい。

ルリビタキ
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4月11日撮影。小雨覆あたりが若干青っぽく見えるので、1年目の♂だろうか。この日は別場所にももう1羽居たんだけど、そっちは警戒心が強くてろくな写真を撮れなかった。写真の個体は警戒心はそれほどでもなかったんだけど、居た場所が悪くて、めちゃくちゃ撮影しにくかった。

クロジ。
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クロジ♂
4月11日の撮影。ルリビタキと同じ場所に居た。っていうか、クロジを探してたらルリビタキが居たんだけど。同じ場所に2+、別場所でも3+見掛けてて、地元でクロジがこれだけ見られたあたり、この日はクロジの移動のピークだったのかも。非常に撮影のしづらい場所だったので、1枚目の写真で充分かなとも思ったけど、諦めず粘ってたらなんとか被り無しの写真が撮れた。4枚目の写真とか、自分史上1番綺麗に撮れたクロジ♂じゃないかな。3時間以上かかったけど(笑)。昨春の♀に続いて今春は♂。クロジは結構好きな鳥なので、今春の出会いでは今のところ一番嬉しいかも。

ノビタキ♂。
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4月15日撮影。夏鳥5種目は夏羽のノビタキ。前日に2羽見られていた場所の近くだったので、そのうちの1羽だろうか。警戒心が強く、あまり近くで撮れなかった。例年、見られる期間の短いノビタキだけど、今春の渡りは1週間くらい遅れてる印象なので、来週くらいはまだチャンスありそう。

クイナ。
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4月16日撮影。まぁ、写真撮れなかっただけで、冬の間も姿を見てはいたけど。

チュウサギ
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4月16日撮影。白鷺が複数いたので確認してみたら、うち1羽がチュウサギだった。移動の際の立ち寄りかな。ちなみに1枚目に一緒に写ってるのはダイサギ、2枚目はコサギ

という訳で、最近というか、昨年末から昨日までの4ヶ月ちょいの鳥見の写真でした。

近況

相変わらず仕事は忙しいです。っていうか、ちょっと偉くなって*4やらなきゃならない事が増えて、責任も重くなった。ぶっちゃけ給料も増えたけど、割に合ってるとは思わないし、QOL的には確実に下がってると思う。自分が抱えられるよりも重い荷物をずっと背負ってる状況で、心身共にしんどい状況。ここ数年が踏ん張りどころなのかもしれないけど…。

反省しろバサーども

2月下旬、水路のセンダンの木をふと見てみたら、ショッキングな光景が…。
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人伝に聞いた話だけど、最初に見つけられた方はまだ生きていて、役所!?やらに色々電話したけどどこも対応出来ないとの事で泣く泣く諦めたらしい。深い穴に落ちた子猫をレスキューが救出する、みたいな感動ストーリーがあるけど、あれはTVの中だけの話の様だ…。
で、自分が見つけた時には残念ながらもう死んでいて、でもこのままにはしとけないし、長い木の枝やら棒やらで、なんとか手を伸ばしてみたんだけど、これがまぁ全然届きそうにない。仕方なくその日はもう諦めたんだけど、高枝切り鋏があればなんとかなるんじゃ!?と考え、翌週、ホームセンターにみにいってみたら、そこで見つけたのが塩ビの細長いパイプ。高枝切り鋏よりも高い所まで届きそうだったし、ぶっちゃけ値段も圧倒的に安い。届かなかった時の金銭的ダメージも少ないので、これを買って河川敷へ。
塩ビパイプの端を持ち、一番近くの地面から手を伸ばしてみるも全然ダメ、ゆうに1m以上足りてない。木に登れば届くかも…と50間近のおっさんが必死になって木に登って、めいっぱい手を伸ばすもまだ50㎝くらい足りない。これでもダメかと思ってたら、毎朝会うHさんがパイプの先に木の枝を継ぎ足す作戦を提案してくれて、それで再チャレンジしたところ何とか助けてあげられた!ナイスアイデアでした!

バサーのミスキャストにより木に絡まったままのラインが原因なんだけど、これだけ高いところに投げ損なうとか、どれだけ下手くそなんだよ。釣っていいレベルに至ってないだろ。マジで反省してほしい、って当人にはこのエントリーが届いてないんだろうけど。救出作戦敢行中も、バサーが何してんの!?みたいな目でこっち見てるのがめちゃくちゃムカついた。お前らのせいだぞ!総じてバサーのマナーは悪い。マスクしてない、くわえタバコ、ゴミやタバコのポイ捨て、キャストする前に周りを確認しないetc、ろくなヤツがいない。たまにバサーが沢山集まって、みんなでゴミ拾いするイベント!?みたいなのやってるけど、あんなのその時だけで、誰も本当になんとかしようなんて思ってない。外来種に依存した環境破壊が前提のスポーツなんて、少なくとも淀川ではとっとと禁止にしてほしい。

*1:鳥見始めたばかりの頃は地元でタヒバリは越冬してなかった筈。

*2:ポイントに張り付いてる連中とはあまり関わり合いたくなくて、結果、見る機会を逸してたんよね…。

*3:実際はもう少し早く来ていたみたい。

*4:なりたくてなった訳じゃないけど。

2年ぶりのお山

先週、2年ぶりにお山に行ったので、その時の写真をあげます。
行く前は、今年はアトリ科が多いし、あわよくばあんな鳥やこんな鳥を…!?なんて都合の良い事考えてましたが、あまくはなかった(笑)

カケス。
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この日、一番見掛けたのはカケス。その割には撮りにくいところばかりで写真はこんなのしか撮れず。

ミヤマホオジロ
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陽が差して暖かくなってきたと同時に出てきた。目先から頬の黒色部が♀にしては濃いので♂1wかな。この日見たのは2度だけ。お山に通い始めの頃はもっと目にする機会が多かったんだけどなぁ。地元もだけど、普通に見られた鳥が段々見辛くなってきてるのちょっと心配。

ウソ♀。
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声が聞こえてくる度に探すものの見つけられず、今日は姿は見られないかな…と思ってたら、最後の一周りで姿を見る事ができた。食べてるのはリョウブ!?アオバトとかもそうなんだけど、ウソも声の距離感が掴みにくい。遠くで鳴いてる様に聞こえて、思いの外近くにいたりする。それにしても、ウソのぷっくりしたフォルム、可愛いよね。大好きな鳥。

他に見た、聞いた鳥はアトリ、ルリビタキカシラダカシロハラミソサザイあたりだったかな。ここに来たなら見ときたい、ミヤマホオジロとウソをなんとか見られたので充分楽しめた。


最近も相変わらず忙しくて、今日も半日ドックの後ちょっと仕事。
んで明日も仕事…なんだけど、四国の某県に出張なので、そのまま1泊して月曜日は振休取って出張先で鳥見の予定。何か面白い出会いがあればいいな~

今秋の河川敷の鳥たち

まだ秋だけど、春の記事をあげたので秋の記事も。

コルリ♂1w。
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秋というにはまだ早い8/22の撮影。コルリに期待してまだまだ暑い河川敷で、汗ダラダラになりながら鳥見してる時に聞こえてきたコルリの地鳴きの嬉しさったら。なのになかなか見つけられなくて、どこにおんねん!?と少し立ち位置を変えたら目の前の木の枝にとまってて驚いた。やっぱり自力発見は嬉しい、楽しい。

オオルリ♂1w。
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真っ青な♂成鳥もいいけど、若い個体も悪くない。頭から背上部あたりの褐色味がいい感じ。

サンコウチョウ
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この写真だとわからないけど、別の写真では背中が撮れてて、茶色味を帯びてない事から♂だと思う。年齢はようわからん。

キビタキ♂。
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上のサンコウチョウを撮ってる時、サンコウチョウのとまってる枝よりもかなり手前の枝にこの子がとまってて、ちょっとびっくりした。俺に気付いてなかったの!?って言われてる様だった(^ω^;)

エゾビタキ。
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残念写真だけど、エゾビタキってのはわかると思う。都市公園とかでは個体数も多い様だけど、河川敷ではあまり見掛けないので、見られると結構嬉しかったりする。同じサメビタキ属のコサメは結構見掛けるんだけどね。エゾビタキはコサメよりも樹林の密度が濃い所を好むのかなぁ。

クロツグミ♀。
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ツグミ系の地鳴きが聞こえるなぁ、と思ってたら見える所にとまったので急いで撮った。前のエントリーでも書いたけど、ツグミ系はめちゃ手強い、警戒心が強い。この時も数枚撮っただけですぐ飛んでった。マミチャとかも飛び回ってるのはわかってるんだけど、撮れる気がしないので写真はもう諦めてる(笑)

ムクドリ
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左は♂ad、右は♀か♂1wだろうか。実を言うと写真撮ってる時には左の個体に気付いてなくて、写真確認したら2羽写ってる事に気付いたっていう。ちなみに一番ピント合ってるのは左のコムクの上に写ってるドングリだったりします(笑)

ヤブサメ
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この秋は出会いの多かったヤブサメ。この時もぐちゃぐちゃの藪の中から地鳴きが聞こえてきたので、よーし、ぐちゃぐちゃの藪の中だけど強引に撮ってやるぞー!なんて思ってたら近くを通ったバサーに驚いて目の前の枝にとまってくれたっていう。バサーもたまにはいい事するやないか!と心の中で言いながらシャッター切ってました(笑)

ノビタキ
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9月に4連休があったけど、さすがに連休中には初認出来るだろうと高を括ってたら、見られたのは連休最後の日、9/22ギリギリでした。最初の2枚、あとの2枚がそれぞれ同じ個体で、最初の2枚は♂ad、あとの2枚は♂1wじゃないかなと。例年ならレンズを向けない時もあるくらいには見掛けるんだけど、今秋は出会いが少なくて、片手程度の出会いしかなかった。秋の河川敷の鳥と言えばノビタキのイメージなので、あまり見られなかった今季は少し消化不良気味。

コサメビタキ
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今秋はあまり見掛けなかったコサメ。まぁ、今秋は平日の鳥見がほぼ出来てないので、フィールドに出られてない分、出会いも少なかったんだろう。ティリリリリみたいな声で盛んに鳴いてた。

コヨシキリ。
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春は囀りだけで姿は見られなかったけど、秋は春よりも出会いがある分、写真もなんとかなる。スッキリ綺麗に撮れるのも嬉しいけど、その鳥の生態を表現できてる写真なら少々被ったりしてても問題無いって思ってて、そういう意味ではいい写真が撮れたなって思ってる。お気に入りの1枚。

アオバト
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渡りの鳥とは言えないかもしれないけど一応。ちょうど前を通った時にヤナギの木に何かいるのが見えて、確認したらアオバトだった。その後はずっと写真の位置でまったりしてたので、タイミングよく動いてくれなかったら絶対見つけられなかった。それくらいヤナギの木に融け込んでた。

オオムシクイ。
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地鳴きを確認してるので間違い無くオオムシクイ。2枚目がジジッ、ジジッの地鳴きの瞬間。仲間のメボソムシクイの地鳴きを秋に聞いた記憶が無いので、個人的には秋に見掛けるメボソムシクイ上種はほぼオオムシクイじゃないかと思ってる。なので秋にメボソムシクイと書かれてる記事とか見ると、ホントに!?ってちょっと疑ってしまう。

アオバズク
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河畔林の中に入ったら大きめの鳥が飛び立って、キジバトではないし、トケンともちょっと違う、猛禽だとすればハイタカ!?でもちょっと違う様な…!?とか考えながらも、その時は結局姿は見られなくて、さっきの鳥はなんだったんだろう…とモヤモヤしながら別の河畔林に立ち入った時、また大きめの鳥が飛び立って、今度は辛うじて見えるところにとまったので双眼鏡をのぞいたら…アオバズクやん!!!ってなった。ご覧の通りのひどい写真だけど、そんなのはどうでもいい。地元でアオバズクを見られた事が嬉しかった。次に地元でアオバズクを見られるのはいつになるだろう!?でもいつかまた見つけてやる(笑)

カツオドリ。
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遠くをカワウみたいなのが飛んでる、でも翼の形状や飛び方が違う様な!?とレンズを向けたら、えええええぇぇぇぇ!?!?!?ってなった。めちゃびっくりした。台風通過後や荒天後ならわからなくもないんだけど、なんで地元河川敷を飛んでたんだろ。稀に移動の個体が通過する事もあるんだろうか!?他に見た人は居なかったのかな!?居ても良さそうなんだけどな。アオバズクは僅かながらまた見られる可能性がありそうだけど、こいつはさすがに次はないかなぁ。でもまたいつか見られたらいいなぁ。

オオタカJ。
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オオタカも渡りの鳥ではないけれど。カラスの群れが騒いでたので、あー、これは猛禽いるなと思ったらやっぱり居た。カラスに追われては木の中に潜り込むんだけど、ずっと張り付いて、嫌気がさして出てきたらまた追い回して、そんな事を1時間以上繰り返してた。1枚目や2枚目見ると、ブトと同大程度に見えるので、♀だろうか。

おまけ、オオキトンボ。
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2年前は♂だったけど今年は♀。あまりいい写真は撮れなかったけど、オオキなのは充分わかるよね。2年前に見つけた時は1個体*1しか見つけられず、翌年(=去年)もそれなりに探した割には見つけられなかったので、2018年の個体は流下かたまたま飛来したのかって思ってたけど、やっぱり地元でも発生してると思われる。なんとか♂を見つけて複数個体居る事と、発生の可能性をより高くするために交尾態や産卵シーンを観察したいところ。

近況報告

誰が興味あんねん!って言われそうだけど…。
ブログの更新頻度が激落ちしたのは仕事が忙しくなったから。他にも理由はあるんだけど、一番の理由はそれ。忙しくなって朝が起きられなくなったので、最近はもう週末しかフィールドに出られてません。その割には今秋なんかは色々見られてるけど、見落としというか、毎日出られてればもっと出会いもあったろうになぁ、とは思う。
フィールドに出る頻度も落ちたし、更新する時間も無いので、今年はもうあと1回更新するかしないかになりそうです。

*1:多分。♂が複数個体居たんだとすればわからないけど。

河川敷の春の渡りの鳥たち

気が向いたので久しぶりに更新します。
タイトルの通り、この春観察した河川敷の鳥たちです。

トラツグミ
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地元も移動の時期には通ってるんだろうけど、毎季見られる訳ではないので、見られると嬉しい。見たのは3月だった様に思うけど、よく覚えてない。rawのファイルを探しても見つからなかったので、twitterにあげた写真をダウンロードした。

ムクドリ
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大好きなコムク。渡りの時期には大抵見られて、実際毎シーズン見てるけど、それでも見られれば嬉しいし、写真も撮りたくなる。この春は結構出会いがあって、ヤナギの木をのぞけばいる、みたいな感じだった。

オオルリ♂。
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渡りの定番種だけど、目にする機会が減ってきてる様に思うので、数が減ってきてるんじゃなかろうか。普通の鳥が普通に見られる、そんな状況がずっと続いてほしい。

キビタキ♂。
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同じく渡りの定番種だけど、オオルリと違ってこちらはよく目にする。去年だか一昨年だかはお城でも繁殖したみたいなので、河川敷でも繁殖しないかな。

ノゴマ♂。
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写真の通り、藪の中にいる事が多いので目にする機会は多いとは言えないけど、春は囀ってたりもするので声を覚えれば、見るだけならそこまで難しくはない。けど、丸見え写真を撮るのは結構大変。界隈の丸見え写真とか、どうやって撮ってんですかね!?(白い目)

クロツグミ♂。
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ツグミ系はめちゃ手強い印象で、河畔林の樹冠部を飛び回って目にするのも結構大変。なのでこれだけ撮れれば上出来の部類だと思う。どこぞみたいに丸見えなんてどうやったら撮れるのか教えてほしい(もう一度白い目)

ハイイロヒレアシシギ。
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シギチっぽい鳥が飛び立ったので写真撮ったらハイイロヒレアシシギだったっていう。これってなんちゃらヒレアシシギじゃなかったっけ!?程度の知識はあったけど、思ってたよりもレアだったのでびっくり。目録見ると1985年が初記録、次が2012年の4例、それ以来なので8年振りになるのかな。2012年が同一個体だったとすれば、実質的には3例目!?別に珍鳥を見つけたくて鳥見してる訳ではないけれど、レアな鳥が見られれば素直に嬉しいよね。しかも地元で。なんとかそれとわかる写真だったので、野鳥の会に送ったんだけどなぜか掲載されなかった。残念(笑)

他のシギチはまとめてお届け(^ω^;)
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順にセイタカシギキアシシギチュウシャクシギトウネン。地元ではあまりシギチが見られないので、シギチは見られただけで結構嬉しい訳ですが、中でもチュウシャク、トウネンが嬉しかったかな。チュウシャクはシロツメクサが沢山咲いてる中に居て、画的にもいい感じ!もう少し距離を詰めて…とじわじわ近付いてたのに、不意に現れたバサーに飛ばされてガッカリした事を覚えてる。ホント、バサーは碌な事しない。

クロジ♀。
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アオジに見えるかもしれないけど、外側尾羽が白くないので間違い無くクロジ♀。4日間くらい滞在してて、出会いはそこそこあった割に、スッキリした写真が撮れなかったのが残念。今度は黒い♂を撮りたい*1

サンコウチョウ♂。
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地べたから尾羽が長く見える鳥が飛ぶのが見えて、え!?地べたにサンコウチョウ!?って思ったら、ホント にサンコウチョウだった。地元で尾羽の長い♂を見たのは初めてだったんじゃないかな。残念ながら1日だけの滞在だった。

ムギマキ
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キビタキに似てるけどちょっと違う様な地鳴きが聞こえてきたので、気になって藪の中に入ってみたらムギマキだった。喉元から腹にかけてのオレンジの面積が図鑑に比べると狭いけど、1枚目に眉斑らしきのが見えるので♂1sかな!?ムギマキも春に見たのは初めてだったので、結構興奮した。

オオムシクイ。これはツイートを貼り付けます。

ツイートにある様に、当地では基本5/20より前にオオムシクイが見られる事は無いらしい。なので1日だけとはいえ、早く見られたので記録に残したくて録音したのよね。お城では10日台前半とかに記録があるけど、まず誤認だと思う。

エゾセンニュウ。これもツイートを。

エゾセンニュウの囀りが「じょっぴん*2かけたか」と聞きなされるのは知ってたけど、実際に聞いた事はなかったので、最初は何の声だろう!?時期的にセンニュウ系とか!?って考えてたら、あっ!これエゾセンニュウちゃうん!?となった。マキノセンニュウの時と同様、この時も姿は見られなかった。センニュウ(潜入)の名が付けられているだけの事はある…。

白化スズメ。これは渡りとは関係無いですね。
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一応書いておくと、どっかに載るより1ヶ月以上前に見つけてます。当初は結構警戒心が強くて簡単に撮影させてくれなかったんだけど、いつの間にかヘラ釣りの人の餌についてしまった様で、簡単に撮れる様になってた…。最後に見たのはいつだったか忘れたけど、7月にはもう見掛けなくなった様に思う。移動したのか、目立つ分他の鳥にやられたのか、それとも成長とともに白さが薄れて気付かなくなったのか。今も元気にしてくれていればいいんだけど。


今週中に今秋の鳥たちの記事もあげます。書く気が失せなければ…。

*1:見た事はある。

*2:北海道弁では鍵の事をこう言うらしい。

最近の鳥

ホントは2月に更新するつもりだったのが、3月になっちゃった…。
という訳で、最近、ここ2ヶ月くらい!?の鳥。

ビロードキンクロ

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ライファー。今冬はスズガモが多かったり、数年振りにクロガモが入ったり等、海ガモをよく見掛けるので、ビロキンあたりも入るんじゃ!?と思ってたらやっぱり入った。と言っても地元*1からは少し外れた場所だったので、フィールドリストには加えられないのが残念だけど、2020年最初のライファーなので、そういう意味ではまぁ良し。1枚目は左が♂で右が♀、2枚目は逆に右が♂で左が♀。年齢はどちらも1wだと思う。1月の淀川探鳥会の際に見つけられた。感謝。出来れば自力発見したかったけど、地元外に居たんなら仕方が無い(笑)
5枚目の写真のクロガモ♀*2はおそらく地元に居た個体。地元で見掛けなくなった時期と符号してるので、移動してビロキンと一緒に行動する様になったと思われる。2/2(日)に抜けるまで、週末の度に見に行ってたんだけど、それまでは他のカモと一緒に行動する事無かったのが、クロガモとは一緒に行動してたので、やっぱり海ガモ同士気があったのかな!?なんて思ったり。

ベニマシコ

♂Ad冬羽。
ベニマシコ♂成鳥冬羽
ベニマシコ♂成鳥冬羽
ベニマシコ♂成鳥冬羽
ベニマシコ♂成鳥冬羽
ベニマシコ♂成鳥冬羽
こちらは♂1w。

♂Adは全部同じ個体。アキニレの実?葉?に夢中になってたおかげで、至近距離で撮る事が出来た。ちなみに、先のビロキンを観察してる時に撮ったので、地元の個体ではない。よく地元にベニマシコを撮りに来る人がいるけど、淀川河川敷にはベニマシコは多いので、地元にこだわらずもう少し手広く探せばいいのになって思う。まぁ、自転車がないと厳しいけどね。最後の写真、♀っぽく見えるけど、全体に少し赤味を帯びてるので♂1wでいいはず。上尾筒や嘴基部辺りが特に赤い。こういう個体の換羽の様子を観察したいんだけど、この子も地元の個体じゃなかったのよね…(´・ω・`)

ヒクイナ

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雌雄や年齢は不明。ポイントには2羽いるけど、写真は全部同じ個体。4枚目は2、3枚目の嘴部分を切り出したもの。シジミ!?の様なものを食べてたのかな!?

オオアカハラ

♂Ad。
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♀Ad。
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2/4に初認したのが1枚目の写真。っていうか、継続的に観察される様になったのが最近ってだけで、何処かしらには居たんだと思う。ここ何年か続けて越冬してる個体なのか別個体なのか。普通に考えれば前者に思えるけど、地元では冬期には比較的見掛ける事から、環境的に入りやすいのかなと思ってて、となると別個体の可能性もありそう。強力な個体識別箇所があればなー。昨冬は自分はあまり撮影出来なかったんだけど、幸い、ネット上には写真が沢山あげられてるので、そのうちそれらと比較して検証してみようかな。♂♀とも↓の3年前のエントリーと同じ個体だったら、胸熱なんだけどな。

コチドリ

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今日、3/9の写真。そろそろコチドリあたり来ないかな!?と思ってたら、ホントに来てた。地元で最初に見られる夏鳥といえばツバメかコチドリなんだけど、今年はコチドリが先だった。それにしても、今年は早い。これも暖冬の影響なんだろうか!?

ちょっと書く

最近は以前の様に毎日更新しなくなった。1番の理由は仕事が忙しいから。次の理由はPCが重すぎて現像に時間かかるから。新しいPC欲しいよー(笑)
その次はね、すぐに記事にすると、余計な事する連中がいるから!
ホントもううんざり。なんで、餌撒いたり、やらせの木や石置いたり、そんな事しないと撮れないのか。そんな事して撮って何が嬉しいのか。オオアカハラが石の上に乗ったりしてる写真あげてる人いるけど、あれ、やらせだからね。よくあんな写真、載せられるな、恥ずかしくないのかね。生き物をおもちゃにするな。
地元のオオアカハラは、昨シーズンもその前のシーズンも餌付けされてきてね、それが耐えられなかった自分はあえてブログに貼らずにいたんだけど、ブログにあげられたり、lineとか顔本とか、そういうのであっという間に広まって、するとね、そういう事する人が来ちゃう訳ですよ。で、案の定ですよ。
一番ダメなのはそういう事する連中だってのはもちろんわかってるけど、記事にする側も、載せたらどうなるかとか、ちょっとは考えてほしい。なんでもかんでもホイホイ公開するのやめてほしい。

*1:豊里大橋~毛馬大堰の間を自分的地元として定義している。右岸左岸は問わない。この範囲内で観察出来た場合に限り、地元観察種としてカウントしている。

*2:一番左の個体。