それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

今秋の河川敷の鳥たち

まだ秋だけど、春の記事をあげたので秋の記事も。

コルリ♂1w。
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秋というにはまだ早い8/22の撮影。コルリに期待してまだまだ暑い河川敷で、汗ダラダラになりながら鳥見してる時に聞こえてきたコルリの地鳴きの嬉しさったら。なのになかなか見つけられなくて、どこにおんねん!?と少し立ち位置を変えたら目の前の木の枝にとまってて驚いた。やっぱり自力発見は嬉しい、楽しい。

オオルリ♂1w。
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真っ青な♂成鳥もいいけど、若い個体も悪くない。頭から背上部あたりの褐色味がいい感じ。

サンコウチョウ
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この写真だとわからないけど、別の写真では背中が撮れてて、茶色味を帯びてない事から♂だと思う。年齢はようわからん。

キビタキ♂。
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上のサンコウチョウを撮ってる時、サンコウチョウのとまってる枝よりもかなり手前の枝にこの子がとまってて、ちょっとびっくりした。俺に気付いてなかったの!?って言われてる様だった(^ω^;)

エゾビタキ。
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残念写真だけど、エゾビタキってのはわかると思う。都市公園とかでは個体数も多い様だけど、河川敷ではあまり見掛けないので、見られると結構嬉しかったりする。同じサメビタキ属のコサメは結構見掛けるんだけどね。エゾビタキはコサメよりも樹林の密度が濃い所を好むのかなぁ。

クロツグミ♀。
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ツグミ系の地鳴きが聞こえるなぁ、と思ってたら見える所にとまったので急いで撮った。前のエントリーでも書いたけど、ツグミ系はめちゃ手強い、警戒心が強い。この時も数枚撮っただけですぐ飛んでった。マミチャとかも飛び回ってるのはわかってるんだけど、撮れる気がしないので写真はもう諦めてる(笑)

ムクドリ
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左は♂ad、右は♀か♂1wだろうか。実を言うと写真撮ってる時には左の個体に気付いてなくて、写真確認したら2羽写ってる事に気付いたっていう。ちなみに一番ピント合ってるのは左のコムクの上に写ってるドングリだったりします(笑)

ヤブサメ
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この秋は出会いの多かったヤブサメ。この時もぐちゃぐちゃの藪の中から地鳴きが聞こえてきたので、よーし、ぐちゃぐちゃの藪の中だけど強引に撮ってやるぞー!なんて思ってたら近くを通ったバサーに驚いて目の前の枝にとまってくれたっていう。バサーもたまにはいい事するやないか!と心の中で言いながらシャッター切ってました(笑)

ノビタキ
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9月に4連休があったけど、さすがに連休中には初認出来るだろうと高を括ってたら、見られたのは連休最後の日、9/22ギリギリでした。最初の2枚、あとの2枚がそれぞれ同じ個体で、最初の2枚は♂ad、あとの2枚は♂1wじゃないかなと。例年ならレンズを向けない時もあるくらいには見掛けるんだけど、今秋は出会いが少なくて、片手程度の出会いしかなかった。秋の河川敷の鳥と言えばノビタキのイメージなので、あまり見られなかった今季は少し消化不良気味。

コサメビタキ
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今秋はあまり見掛けなかったコサメ。まぁ、今秋は平日の鳥見がほぼ出来てないので、フィールドに出られてない分、出会いも少なかったんだろう。ティリリリリみたいな声で盛んに鳴いてた。

コヨシキリ。
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春は囀りだけで姿は見られなかったけど、秋は春よりも出会いがある分、写真もなんとかなる。スッキリ綺麗に撮れるのも嬉しいけど、その鳥の生態を表現できてる写真なら少々被ったりしてても問題無いって思ってて、そういう意味ではいい写真が撮れたなって思ってる。お気に入りの1枚。

アオバト
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渡りの鳥とは言えないかもしれないけど一応。ちょうど前を通った時にヤナギの木に何かいるのが見えて、確認したらアオバトだった。その後はずっと写真の位置でまったりしてたので、タイミングよく動いてくれなかったら絶対見つけられなかった。それくらいヤナギの木に融け込んでた。

オオムシクイ。
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地鳴きを確認してるので間違い無くオオムシクイ。2枚目がジジッ、ジジッの地鳴きの瞬間。仲間のメボソムシクイの地鳴きを秋に聞いた記憶が無いので、個人的には秋に見掛けるメボソムシクイ上種はほぼオオムシクイじゃないかと思ってる。なので秋にメボソムシクイと書かれてる記事とか見ると、ホントに!?ってちょっと疑ってしまう。

アオバズク
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河畔林の中に入ったら大きめの鳥が飛び立って、キジバトではないし、トケンともちょっと違う、猛禽だとすればハイタカ!?でもちょっと違う様な…!?とか考えながらも、その時は結局姿は見られなくて、さっきの鳥はなんだったんだろう…とモヤモヤしながら別の河畔林に立ち入った時、また大きめの鳥が飛び立って、今度は辛うじて見えるところにとまったので双眼鏡をのぞいたら…アオバズクやん!!!ってなった。ご覧の通りのひどい写真だけど、そんなのはどうでもいい。地元でアオバズクを見られた事が嬉しかった。次に地元でアオバズクを見られるのはいつになるだろう!?でもいつかまた見つけてやる(笑)

カツオドリ。
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遠くをカワウみたいなのが飛んでる、でも翼の形状や飛び方が違う様な!?とレンズを向けたら、えええええぇぇぇぇ!?!?!?ってなった。めちゃびっくりした。台風通過後や荒天後ならわからなくもないんだけど、なんで地元河川敷を飛んでたんだろ。稀に移動の個体が通過する事もあるんだろうか!?他に見た人は居なかったのかな!?居ても良さそうなんだけどな。アオバズクは僅かながらまた見られる可能性がありそうだけど、こいつはさすがに次はないかなぁ。でもまたいつか見られたらいいなぁ。

オオタカJ。
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オオタカも渡りの鳥ではないけれど。カラスの群れが騒いでたので、あー、これは猛禽いるなと思ったらやっぱり居た。カラスに追われては木の中に潜り込むんだけど、ずっと張り付いて、嫌気がさして出てきたらまた追い回して、そんな事を1時間以上繰り返してた。1枚目や2枚目見ると、ブトと同大程度に見えるので、♀だろうか。

おまけ、オオキトンボ。
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2年前は♂だったけど今年は♀。あまりいい写真は撮れなかったけど、オオキなのは充分わかるよね。2年前に見つけた時は1個体*1しか見つけられず、翌年(=去年)もそれなりに探した割には見つけられなかったので、2018年の個体は流下かたまたま飛来したのかって思ってたけど、やっぱり地元でも発生してると思われる。なんとか♂を見つけて複数個体居る事と、発生の可能性をより高くするために交尾態や産卵シーンを観察したいところ。

近況報告

誰が興味あんねん!って言われそうだけど…。
ブログの更新頻度が激落ちしたのは仕事が忙しくなったから。他にも理由はあるんだけど、一番の理由はそれ。忙しくなって朝が起きられなくなったので、最近はもう週末しかフィールドに出られてません。その割には今秋なんかは色々見られてるけど、見落としというか、毎日出られてればもっと出会いもあったろうになぁ、とは思う。
フィールドに出る頻度も落ちたし、更新する時間も無いので、今年はもうあと1回更新するかしないかになりそうです。

*1:多分。♂が複数個体居たんだとすればわからないけど。