それは一羽のモズから始まった

アラフィフなおっさんの野鳥とトンボの観察ブログ。淀川河川敷がメインフィールド。適当な事ばっかり書いてます

タシギかな

幸か不幸か、最近は以前に比べると仕事が忙しく、帰りが遅い日もしばしば。
昨日もそうで、おかげで今朝は起きたのが6時過ぎ。
鳥見に行けなくてもいいかなとぼちぼち準備してましたが、7時前には家を出る事が出来たので、だったら少しだけ鳥見する事に。久しぶりに河川敷へ行ってみました。

河川敷に到着。
最近は寒かったり風が強かったりする日が多かったですが、今朝はおだやかな朝。
んー、気持ちいい♪( ^ω^)

時間も無いし、雨上がりで畔を渡れないかもしれないアオジの里はパスして鉄橋ワンドへ向かいます。

河川敷はこのところ、ユスリカ?みたいな虫が飛びまくってます。
自転車漕いでると口に入ったりして非常に鬱陶しい。前方を手で払いながら進みます。

セッカのジャッジャ、ジャッジャ鳴く声がすぐそばから。
探すといたのでパチリ。
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もう少し大きく撮ろう…と近付いたところで飛ばれましたが、セッカはこれからいくらでも撮れるでしょう。
先へ向かいます。

少し前まで聞こえてたベニマシコの声もさっぱり聞こえてきません。さすがに旅立ったのかな。
アオジはまだまだ健在です。
周りをちょろちょろしてる鳥の1羽が少し先の草にとまりました。どうせアオジだろうとスルーしようとするも、一応双眼鏡で確認したらホオアカ。残念ながら写真は撮らせてもらえませんでしたが、ちょっと嬉しくなりました( ^ω^)
ホオアカって、珍しい鳥ではないものの普通種でもないと思うのですが、ここ淀川では普通種並によく見掛けます。
ホオアカ見たいなら、淀川河川敷をぶらぶらするのがオススメ。

地元にコムクドリがいるとすればこの辺りかな?と思うところを数箇所チェックしてみましたが、コムクドリなんていてくれる訳もなく。
今日はセッカくらいかなぁ…と最後に鉄橋ワンドの叢で自転車を停めると何やら鳥が視界左の地面にとまりました。
その鳥はスズメか何かで、一瞬だけ地面に降りてまたすぐ飛んでったのですが、目で追った時、その子の左に何やらいるのを発見。

何だろう?と双眼鏡でのぞくと…
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何やらシギチさんが。
たまに見掛けるイソシギとかよりも嘴が断然長い。

ジシギっぽいぞ?と思いながら少し近くでパシャ。
タシギ?
警戒してるんでしょう、体勢を低くしてるせいでどう撮っても被ります。

上が気になるのか、顔を少し上に向けたりしてました。
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ジッとして動かないので同じ写真にしかならないし、何より被ってる写真しか撮れません。
逆光側でもあったので駄目元で周り込もうとしたら、ギーとかギャーとかそんな感じの濁った声で鳴きながら飛んできました。
それにしてもすごい保護色っぷり。そばに降りた鳥がいなければスルーしてたか、気付かずに寄ってって飛ばしてた事でしょう。スズメに感謝!(;^ω^)

家に着いて撮った写真を確認。
ジシギの類は識別が非常に難しいみたいですが、自分なりにはタシギかな?と思ってたところ、大将もタシギっぽいとの事で、タシギって事にしました(;^ω^)
大将、いつもありがとうございます。


地元河川敷ではシギチ自体ほとんど見る事がありません。
イソシギですら見つけるとちょっと嬉しくなります。そんな状況で思いもよらないタシギとの出会い。
ちょびっとだけでも鳥見に行って正解だったわーとホクホクで仕事へ向かいました。
こういうのがあるから楽しい、こまめに鳥見しないと駄目なんですよね~( ^ω^)