羽化の撮影
今日は所用で朝だけしか遊べないので、羽化ポイントだけのぞく事に。
ポイントに到着。一通りチェックしたものの、羽化してるトンボは見当たらず。
やっぱりまだ時間が早いのかなぁ…と思ってると、羽化中のコオニヤンマを発見。
見落としてた…(;^ω^)
それにしてもコオニヤンマは後肢が長いですよね~。んでからこの個体は腹がすごく太く見えます。去年、コオニヤンマの羽化を見た時は、ここまで太く見えなかったけどなぁ。♀だと思うんだけど、雌雄によっても違うのかな。ちなみに、去年のコオニヤンマの羽化エントリーはこちら。
コオニヤンマの名が付けられてますが、ヤンマの仲間でもオニヤンマの仲間でもなくサナエの仲間で、日本で一番大きなサナエトンボです。
コオニヤンマの羽化を撮ったところで、もう一回りしてみると、いつの間にやらオオサカサナエのヤゴが定位してました。
7:49。
2分後には背中が割れて成体が見え始めました。7:51。
7:56。
8:02。13分で体全体が殻から抜け出しました。
8:03。副性器が見えてるので♂ですね。
8:06。頭の向きを変えたところでタイムアップ、時間切れ。
出来れば最後まで見届けたかったけど、仕方ありません。去年は処女飛行直後にツバメに食べられるのを何度か見たので、無事に羽化を終えてればいいんだけど。
ちなみに、頭の向きを変えるのは、風上に向ける習性によるものの様です。
羽化中に風上に頭を向ける習性を発見した。
なぜオオサカサナエはびわ湖の白ひげ浜に生まれるのか? パート2 (小学校の部 2等賞) | 入賞作品(自由研究) | 自然科学観察コンクール(シゼコン)
じゃあ、なんで頭を風上に向けるんだろう!?翅が真っ直ぐ伸びる確率を少しでも高めるため!?風が吹いてない時は頭の向きは変えないのかな!?今後はその辺りも意識して観察してみよう。
2年前の今頃、地元河川敷でメガネサナエの観察会が行われたので自分も参加してみたんですが、そこで知り合ったのが白神兄弟っていうオオサカサナエの自由研究で有名な小学生の兄弟。あれから2年経ってるので、お兄ちゃんの方はもう中学に上がってるのかな!?その子たちが本を出してるので紹介しておきます。
オオサカサナエ―なぜ、オオサカサナエはびわ湖の白ひげ浜に生まれるのか? (ジュニア昆虫叢書)
- 作者: 白神大輝,白神慶太
- 出版社/メーカー: 櫂歌書房
- 発売日: 2016/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 白神慶太,白神大輝
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おまけ。
羽化ポイントの上空を飛んでたチョウゲンボウ。
慌てて撮ったので露出不足ですね…。もう1羽、合わせて2羽居ました。声が幼く聞こえたので、もう1羽はこの前見た幼鳥だったのかもしれません。チョウゲンボウはよく昆虫を食べるけど、トンボも食べたりするのかな。だとすれば…(;^ω^)
ホントは明日の予定だった羽化の撮影。最後まで見届けられなかったとはいえ、とりあえずは撮影出来たので、明日は予定を変更してどこかに行ってみようかしら。午前中くらいならなんどかもちそうだし。