週末のトンボ遊び
この週末はお天気がパッとしなさそうだったので、地元メインで遊んでました。
まずは土曜日から。
ウチワヤンマ♂。
棒状の突起物にとまってくれるので、写真は撮りやすいトンボです。
飛翔…ではなく、産卵のためにホバリングしてる♀です(;^ω^)
打水産卵の瞬間はブレブレ…(;^ω^)
ヒシ!?等の植物の上を狙って産卵してる様でした。
メガネサナエ属♀のテネラル。
近くにあった羽化殻。
羽化殻はオオサカサナエのもの。腹部の辺りはムニムニしてて、羽化してまだそれほど時間が経ってなさそうな羽化殻でした。上のテネラルな個体がこの羽化殻の主だとすれば、オオサカサナエの♀って事になりますが…。
次いで今日、日曜日。
オオサカサナエのヤゴ。
鯱みたいなポーズも(;^ω^)
この後も何度か逆エビ方向に腹節を反らせてました。何か意味があるんでしょうか。
昨日今日のお目当てだった羽化。
昨日は1頭も見られなかったのが、今日は3頭も見られました♪( ^ω^)
個体A。上のヤゴがこの個体です。
個体B。この個体が一番撮影しやすい場所で羽化してくれてました(;^ω^)
個体C。♀だと思ってたけどよく見たら♂でした…。
最初に見つけたのは個体Aで、なかなか始めない羽化に業を煮やして周辺をもう一度チェックしてみたら、更にもう2頭の羽化中のオオサカサナエを発見。合計3頭の羽化を見る事が出来たんですが、羽化殻だけ確認した個体も含めると、同時間帯に4頭が羽化してた様です。しかも4頭全てがオオサカサナエの様でした。地元ではメガネサナエよりもオオサカサナエの方が多いのかな!?まぁ、オオサカサナエの方が貴重なので喜ばしい事なのかもしれないけど、ぶっちゃけ、メガネサナエの羽化が見たかったのが本音だったりします(;^ω^)
で、見ての通り、羽化が進んで殻から体が出ると、なぜか90度向きを変える事もわかりました。メガネサナエ属がそうなのか、オオサカサナエだけなのか、はたまた地元のオオサカサナエだけに限った事なのか、他のサナエトンボ科のトンボでも同じ様に向きを変える種がいるのか。こういうの見ると、色んなトンボの羽化を見てみたいなぁって思います。
失敗だったのはあっちもこっちもとウロウロしちゃったせいで、一連の流れをしっかり見る事が出来なかった事。今度は1頭だけに絞って羽化を最初から最後まで見届けたいと思います(;^ω^)
オオサカサナエの羽化を見た後は、アオヤンマを見に行く事に。
前回来た時はまだ見られなかったアオヤンマですが、今日はいっぱい居ました。
という訳で、アオヤンマ。
交尾態。
産卵。
何頭もの♂が探雌飛翔してましたが、飛翔写真はどれもさっぱりでした…。
他にはムカシヤンマっぽいトンボが飛んでましたが、はっきり確認出来ず。
山間という事もあってか、雨がパラパラしてきたところで撤収する事に。
おまけ。
土曜日に回収した羽化殻。
なんかエイリアンみたい(;^ω^)
で、ヤマトンボのどれかだってのはわかるんですが、そこから先がちょっと難しくて、大きさ的にはオオヤマトンボほど大きくはないと思うので、となるとコヤマトンボかキイロヤマトンボになる訳ですが、図鑑には背棘が
- コヤマトンボは腹部第2~10節にある
- キイロヤマトンボは腹部第3~9節にある
とあるので背中の部分を撮ってみたところ
背棘があるのは第9節までの様に見える。って事はキイロヤマトンボ!?マジで!?
ひっくり返しても撮ってみたり。
背棘の写真もそうなんだけど、赤っぽく写ってるのはフラッシュ焚いてるせい。
爪。
キイロヤマトンボの爪はコヤマトンボより長いらしい。でも、コヤマトンボの羽化殻を実際に見た事無いので、これは比較しようがない。
結局、よくわからないけど、まぁ、コヤマトンボなんだろうなぁ(;^ω^)
【追記】やはり、キイロヤマトンボであってました。地元でも羽化なら見られる可能性があるのは夢があるなぁ。来年、チャレンジしてみようかな!?(;^ω^)